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トウモロコシの粒が偶数の理由は途中で分裂するから|ほぐし方も紹介

  • 2021年6月27日
  • 2023年2月3日
  • 雑学
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夏になると出てくる、甘くておいしいとうもろこし。

トウモロコシの粒の数って、実は必ず偶数になるということをご存じでしたか?

なぜ偶数になるのかというと、最初は一つだった実が、成長の過程で分裂するから。

わかったようなわからないような?

とにかく、詳しく見てみましょう。

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トウモロコシの粒の数が偶数である理由

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まずは、上の写真を見てください。

トウモロコシの断面の写真なのですが、粒の根元部分にご注目。

よく見ると、2つに枝分かれしたように「Y」字になっているのがお分かりいただけますでしょうか?

これを見ると、トウモロコシの粒は、元々1つだったものが2つになったということが推察できます。

これが、トウモロコシの粒の数が必ず偶数になる理由です。

偶数である理由|トウモロコシの実のなり方

では、なぜトウモロコシの実が元々1つだったとはどういうことなのでしょうか。

トウモロコシには雄花と雌花がある

トウモロコシというのは、実は雄花と雌花があります。

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こちらが雄花。黄色くいくつもついているのが雄しべです。

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そしてこちらが雌花。

あのひげ部分、見覚えありますよね?

そうなんです、この雌花が実をつけて、私たちがふだんよく食べているトウモロコシになります。

トウモロコシの受粉の仕組み|粒の数はひげの数

どんな植物も実をつけるには、受粉しなくてはいけません。

トウモロコシの場合、雄花の花粉が、風に吹かれて雌花であるひげ(絹糸(けんし))に付くことで受粉します。

そして、その後の成長過程で、細胞が2つに分裂するため、トウモロコシの粒の数は必ず偶数になるのです

元々1つだったものが、2つに分かれて、そのまま成長していくわけです。

また、トウモロコシの皮を剥いだことがある方なら、見覚えがあると思うのですが、トウモロコシの粒に、かなりひげがついているのをご存じでしょうか。

実は、1ひげに付き1粒の実がついています

つまり、トウモロコシの粒の数は、ひげの数と同じということです。

 

個人的に、受粉後に細胞分裂を起こすはずなのに、粒の数がひげの数と同じっておかしくないか?と思ったのですが、

ひげの根っこの部分が分裂した後、ひげも根っこ部分の成長と合わせて2つに割かれていくのかなあ?と想像します。

この部分は、調べてもわからなかったので、推測になってしまいますが…そう考えるしかないような…どうなんだろ?

もし、真相がわかった折には、追記したいと思います。

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とうもろこしの粒は本当に偶数か|ほぐして確かめるには

とうもろこしの粒が偶数になる理由を解説してきましたが、本当にそうなのか数えてみたい!という強者もいらっしゃるでしょうか。

私は、すみませんけど、そんなめんどくさいことやる気にならないので、実際に数える代わりに、ほぐし方をお伝えしておきますので、それで許してください。

包丁を使わないとうもろこしのほぐし方

とうもろこしの粒の数が本当に偶数かどうか確かめるために、ピンセットで1粒1粒取っている記事なども拝見しましたが、そんな辛い思いをしなくても

もっと短時間で、包丁を使うことなく、きれいにとれる方法があります。

その方法とは、半分に折ったとうもろこしを一粒ずつ指で押していくだけ。

とうもろこし、偶数、理由、ほぐし方

この方法だと縦に攻めるより、横一列ずつ外していった方が、スムーズに外せます。

しかも、写真を見て頂ければわかるかと思いますが、結構きれいに根元から取れるんですよ。

指を使う以外に、包丁やスプーンなどを使った、粒の外し方もあります。

詳しくは、下記の記事で紹介していますので、粒を数えようと思っている方は、ご参照ください。

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