子供も大人もみんな大好きとうもろこし。
黄色く光るルックスに、甘くてジューシーなそのお味。
冷たいポタージュになんてした日には、食欲がない季節だってスルスル頂けます。
しかし、スープにするには実をほぐさねばなりません。
絶対めんどくさそう…と思うかもしれませんが、やってみると意外に簡単!
しかも包丁要らずの方法をご紹介いたします。
ナマのとうもろこしの粒は手を使えば簡単にほぐれる!
とうもろこしの粒は、包丁なしで簡単に外すことができます。
しかもこの方法だと、胚芽部分もきれいに取れちゃいます。
早速その方法をご紹介いたします。
とうもろこしを手でほぐす手順①とうもろこしを半分に折る
とうもろこしの皮をはいだら、半分に折ります。
固そうに見えますが、案外簡単に折れますよ。
とうもろこしを手でほぐす手順②横に一周ずつ親指の腹で押して取る
折った側から、親指の腹で押し倒すようにして、一粒ずつ外していきます。
横一列ずつ、一周しながら取っていきます。
めんどくさそうに見えるかもしれませんが、慣れてくるととっても簡単。
テレビを見ながらでもあっという間にできますよ。
とってもきれいに取れました!
本当に簡単なので、お子さんにお手伝いしてもらうのもいいかもしれませんね。
ただし、この方法が使えるのはナマのとうもろこしの場合のみ。
ゆでたとうもろこしだと、粒がつぶれてしまうのでできません。
また、出始めの頃の、水分の多いとうもろこしだと上手に取れないこともあります。
シーズン終わりかけのとうもろこしが、一番うまくいくかな…
ゆでたとうもろこしは包丁を使って簡単にほぐす
ゆでたとうもろこしは、包丁を使えば簡単にほぐすことができます。
ここでは二つの方法をご紹介しますので、ご自身が一番やりやすいやり方を見つけてくださいね。
包丁を使ったとうもろこしのほぐし方①一番速い!粒を切り落とす方法
まずは、とうもろこしを真っ二つに。
包丁で切ってもいいですが、簡単に折れるので手で折っても、もちろんよいです。
断面を下にして、包丁でどんどん実を削いでいきます。
もっとも簡単で素早くできる方法ではありますが、栄養豊富な胚芽が残りがちなのがちょっと残念な方法かもしれません。
包丁を使ったとうもろこしのほぐし方②一列ずつ切れ目を入れていく方法
この方法は、先に紹介した縦に切る方法よりは胚芽が残らない点ではいいですが、上記の方法に比べて、多少の時間はかかります。
この場合も、まずは半分に切ったほうがやりやすいです。
適当な縦一列をロックオン。左右からV字に切り込みをいれます。
まずは左側に切り込みを。
続いて右側からも切り込みを入れます。
この時点で、すでに粒が浮いてきますので、
あとはこの列を指で押しあげていけば、簡単にはずすことができますよ。
続いて、左隣の列を同様にはずし、ぐるっと一周はずしていきます。
利き手にもよりますが、右利きの方は左隣から順にやっていった方がやりやすいです。
また、上記の要領で一列目だけはずしたら、下の写真のように、親指の腹をあてて、矢印の方向に力を加えると
簡単に粒が取れるという説もありますが、
私は全く上手くできず、実をつぶして大変汚いことになりましたので、包丁で取る方法を推奨いたします。
包丁が苦手な人は道具を使ってほぐす方法も
包丁を使うのが苦手な人は道具を使って実をとっていくこともできます。
どの道具を使うにしても、一列ずつ外していくことになります。
道具を使ったとうもろこしのほぐし方①割りばし
以前テレビで紹介されていたのが、割りばしを使ってほぐす方法。
持つ方の先端が下図のように斜めになった割りばしを使います。
割りばしのこの部分を、以下で紹介する他の道具の場合と同様に、とうもろこしの一番端の実の根元に当て、反対側に向かって押しあげて外していきます。
道具を使ったとうもろこしのほぐし方②カニフォーク
カニを食べるときにあると便利なカニフォーク。
とうもろこしの実を外すのにもなかなか便利です。
割りばしを使って外すときと同様、一列ずつ、実の下にカニフォークを差し込んでぐいぐいやると外れていきます。
この方法はゆでたとうもろこしに限らず、生のとうもろこしでも外しやすいです。
道具を使ったとうもろこしのほぐし方③ティースプーン
持ち手の先端が斜めになった割りばしもカニフォークもお家にない場合は、ティースプーンが使えると思います。
やり方も全く同じ。
ティースプーンの柄を使って、カニフォークのときと同様に、とうもろこしの実の下に差し込んでぐいぐいと。
カニフォークよりも実がつぶれやすいですが、取れるには取れます。
その他、フォークなども試してみましたが、あまりうまく取れず…
家にある道具でやるなら、カニフォークがベストでした。
④専門用具
なんととうもろこしの実を外すための専門用具も世の中にはあるんですねぇ。
その名も「つぶとりめいじん」。
私は持っていないので使い心地のご紹介はできませんが、しょっちゅうとうもろこし料理をするなら買ってもいいかもしれませんね。
粒の取り方を知らないと、そのまま茹でるか、焼くかしか二択だったとうもろこし。
しかし、粒は案外簡単にほぐれるのだとわかった途端に、とうもろこしの可能性は無限大になります。
今年もスーパーの店頭からとうもろこしが姿を消す前にもう一回くらい、つぶを外したいです。
ちなみに、とうもろこしは、繊維が豊富なこともあり、実は消化にはよくありません。
特に牛乳との食べ合わせは、胃腸の調子がよくないときには注意する必要があります。
詳しくは下記のページで解説していますので、こちらも併せてご覧ください。
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