春のお祭りイースター|厳密にはキリスト復活祭の意味ではない!

  • 2020年1月9日
  • 2020年1月14日
  • 年中行事
  • 102view
  • 0件

近年、春になると「イースター」という言葉を見かけるようになりました。「イースター」と称してカラフルな卵型のチョコレートが売られていたり、テーマパークでもイベントが開催されたりしています。

でも、「イースター」って何?どうせまた、消費者にお金を使わせるためだけに仕組まれたイベントなんじゃないの?なんて斜めから見ているのは私だけではない…と思いたい。

「イースター」とはヨーロッパなどキリスト教国で主に祝われている、キリストの復活を祝う春のお祭りです。

信者たちは、イースターを迎えるまで、「レント」と呼ばれる一定期間、節制や修練を行います。そうしてキリストの受難を思って過ごすことで、復活日であるイースターをより喜びをもって迎えるのです。

そんなキリスト教のお祭り、イースターですが、実は聖書の中にイースターという言葉はでてきません。その意味で、キリスト教と直接関係があるわけでなく、単なる春のお祭りだと言えるのです。

若干ショックな結論な気がしますが、私と同じように、宗教に疎い日本人がまた軽々しく…と、自分も日本人であることを棚にあげて白い目で見ようとしていたみなさま、本日は私と一緒にイースターについて学びましょう。

スポンサーリンク

イースターとはキリストの復活祭で春の訪れを祝うお祭り

イースターとはキリストの復活を祝う祭りであり、春の訪れを祝うお祭りです。

イースターとはいつなのか

イースターは、毎年、春分の後の、最初の満月の、次の日曜日とされています……ややこしい!すぱっと何日だと決めてしまえばいいのに。とか無宗教の人間は思いますが、昔にえらい学者たちが議論して決められたものなので、春分の後の、最初の満月の、次の日曜日なのです。

卵とウサギがシンボルとされる

イースターを祝うのによく見かけるのは、イースターエッグイースターバニーと呼ばれる卵とウサギ。これらがシンボルとされています。

イースターの語源は女神「エオストレ」

イースターの語源は神話に出てくる暁の女神「エオストレ」だとされています。

英語圏では「イースター」ですが、ドイツ語だと復活祭は「オステルン」といい、こちらは古代ゲルマン民族の春の女神「アウストロ」が由来とされています。

いずれも春の到来を表す女神が起源とされているのです。

クリスマス前の期間はアドベント、イースター前の期間はレント

私たち日本人にとって、なじみ深いキリスト教のイベントといえばクリスマスとバレンタインですが、実はイースターはクリスマスよりも先に始まりました。それほどキリストが復活した日は、大切な日として長い間、教会や信者に守られてきたものでした。

また、日本ではクリスマスは、クリスマスイブとクリスマス当日だけみたいに思われている方が多いと思いますが、本当はアドベント(待降節)といって、クリスマスイブの約四週間前から始まります。

イースター前にも同じような期間があり、これを「レント」と言います。期間は40日間。「灰の水曜日」と呼ばれる日から始まり、最後の週の日曜日(「しゅろの日曜日」)を除き、イースター前日まで続きます。

これは、キリストの受難を思い、信者たちが節制や修練を行いながらイースターに備える期間とされていて、レントの期間は結婚式などお祝い事は避けるのが通例です。

熱心な信者は自分の好きなものをレントの期間中は断ったり、普段の自分の行いを顧み、悔い改めたりするそうです。

……なかなか意義深い期間であり、イースターとはなかなか真面目に迎えるべきお祭りな気がしてきますね。

スポンサーリンク

厳密にいうと、イースターはキリストの復活とは関係がない

イースターは教会で敬虔な信者たちによって大切に祝われてきたということがわかりましたが、実は聖書には「イースター」という言葉はでてきません。(実はクリスマスもでてきません。)

イースターは教会がキリスト復活と春の到来による新しい命の誕生を結び付け、そこへ神話に登場する春の女神をつなげて使い始めたという説が有力のようです。

ということは、キリストの復活祭とされるイースターは、本当はキリストの復活とは関係がない!!

つまり、もう春が来てうきうきわくわくするんだからそれでええじゃないか!みんなで春の訪れを祝おうぜ!ということですね!

 

イースターはキリストの復活を祝うお祭りで、敬虔な信者はレントの期間に自らの普段の行いを顧みたうえで、迎える日だけれども、厳密にいうとキリストとは直接の関係はなく、単なる春のお祭りだった!

そう考えると、一見軽率に見える日本人の乗っかり方もあってるんだわって気になりました。春の訪れは理由なしに嬉しいですもんね。

ということで、みんなで楽しくイースターを祝いましょう!

なぜうさぎがイースターのシンボルとされるのかを簡単に解説!

イースターを卵で祝う理由|卵とキリスト復活との関係を解説

スポンサーリンク