女性の夏の大敵、紫外線。
紫外線から身を守るには日傘をさすことは欠かせません。
そろそろ紫外線が気になってきたし、日傘の出番!ということで、久しぶりに出してみたら、何だか汚れている…そんなときは自分で手入れをしてみましょう。
日傘の手入れは意外に簡単。短時間でできてしまいますよ。
ただし、素材によって手入れ方法が違い、洗い方に注意が必要なものもあります。
一度、素材を確認してから洗うようにしてみてくださいね。
本日は、素材別に日傘の洗い方を紹介します。
目次
素材別・日傘の手入れ方法①綿・麻素材は中性洗剤をつけたスポンジで
綿や麻素材の日傘のお手入れは洗剤も使うのでお風呂場でやるとよいです。
①傘を開いてシャワーで丸洗い
②中性洗剤を含ませたスポンジで洗う
③水けを拭き取って陰干し
日傘の手入れ手順①シャワーで丸洗い
日傘の手入れ手順②中性洗剤を含ませたスポンジで洗う
使うのは中性洗剤。洗濯洗剤でもちろんOKですが、おしゃれ着用の洗剤を使うとより安心です。
これらの洗剤を含ませたスポンジで、優しく洗い、全体を洗い終わったらシャワーですすぎます。
日傘の手入れ手順③水分を拭き取って陰干し
タオルなどで水分を拭き取ったら陰干しします。
白っぽい素材のものの場合で黄ばみが気になるときも同じ方法で洗います。
しかし残念ながら、一度ついた黄ばみはなかなかとれません。
漂白剤は骨組み部分が金属でできている場合、錆びる可能性がありますのでNGです。
素材別・日傘の手入れ方法②晴雨兼用は撥水加工が取れないように
晴雨兼用の日傘の場合もお手入れはお風呂でやるとよいです。
①中性洗剤を泡立てる
②泡をスポンジで塗る
③水けを拭き取って陰干し
④撥水スプレーをかける
日傘の手入れ手順①中性洗剤を泡立てる
まず、洗濯用洗剤など中性洗剤を泡立てます。
洗面器などに水をはって、洗剤を少し垂らしてかきまぜて泡立てます。ちょっと童心に帰って楽しいです。
日傘の手入れ手順②開いた傘に泡をスポンジで塗る
晴雨兼用の傘は、表面に撥水加工が施されているので、強くこすってしまうと、加工が落ちてしまいます。
泡だけを塗るようにスポンジはそうっと動かしましょう。
汚れが気になる部分は、決してこすらず、軽く叩くように洗います。
洗い終わったらシャワーで泡を洗い流します。
日傘の手入れ手順③水けを拭き取って陰干し
タオルなどで水けを拭き取ったら、陰干ししておきます。日光にあてると、色あせや黄ばみの原因になるので、必ず陰干しにしましょう。
日傘の手入れ手順④撥水スプレーをかける
撥水スプレーがあれば、日傘が完全に乾いた後にかけておけば撥水効果が補強されるので安心です。
撥水スプレーは必ず屋外で使用しましょう。
素材別・日傘の手入れ方法③ポリウレタンコーティングは拭くだけ
日傘売り場でよく目にする「UVカット」の表記。
UVカットとは、傘生地にUVカットコーティングをしたもののことですが、一口に「UVカットコーティング」といってもその手法にはいくつか種類があります。
よく出回っているものは、生地の裏側にポリウレタンコーティング(PU)されたものですが、このポリウレタンコーティングの日傘の場合、洗ってはいけません。
下手に洗うとコーティングが取れてしまい、UVカット効果がなくなってしまいます。
お手入れは、洗濯用ブラシなどで表面についたほこりを払って、固く絞ったタオルなどで優しく拭けば十分です。
ポリウレタンコーティングのものであるかどうかは、購入時の商品タグに表記されているはずです。
既に捨ててしまってわからないという場合は、UVカット加工がされている日傘ということであれば、洗うのはやめておいた方が無難です。
また、UVカットコーティングは、時間の経過とともに取れてしまいます。
こまめにUVカットスプレーを傘生地にかけることで多少寿命を延ばすことが期待できますが、2~3年で買い換えるのが理想です。
素材別・日傘の手入れ方法④絹やレースも洗わない方が無難
美しいシルク製のものやレース編みのものは洗い方が非常に難しいです。
下手に自分で洗うと生地をダメにしてしまう可能性もあります。
高価なものも多いですし、どうしても汚れが気になる場合はプロに任せた方がよいでしょう。
クリーニング店によっては日傘のクリーニングをしていない場合もありますが、日傘クリーニングをしているお店の場合、1500円前後から4000円くらいが相場のようです。
- 綿・麻素材のものは中性洗剤を含ませたスポンジで洗って陰干し
- 晴雨兼用のものは決してこすらずに洗って陰干し
- ポリウレタンコーティングされたUVカット素材のものは洗ってはいけない
- シルク素材、細かいレースのものはプロに頼んだ方が無難
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