ひな祭りは日本だけの行事!由来と歴史&海外の女の子のお祭りも紹介

着物を着た人形が並ぶおひなさまは、日本独自の伝統行事。

女の子のお祭りということもあって華やかな行事です。

その由来は実は水浴びと、中国から伝来した節句がミックスしたもの。

ひな祭りの由来と、ひな祭りではありませんが、海外で祝われている女の子のお祭りについて紹介します。

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ひな祭りは日本だけのお祭り行事

ひな祭り、日本だけ

ひな祭りは日本だけで祝われているお祭りです。

ひな祭りの日までに雛人形を飾り

ひな祭り当日の3月3日には、ちらしずしやはまぐりのお吸い物といった行事食を食べて

女の子の健やかな成長と、幸せな結婚を願います。

スーパーなどに買い物に行くと、「うれしいひなまつり」の歌が流れていたりしますね。

日本ではこんな感じで、実際にひな祭りを祝ったり、

祝わなくてもひな祭りの雰囲気を味わいますが、

海外では3月3日は何かのお祝いをする日ではありません。

ひな祭りの日本だけの伝統行事なのです。

ひな祭りに食べるものや「うれしいひなまつり」の歌については、下記の記事でも紹介していますので

ご興味ある方は、こちらもぜひご覧ください。

ひな祭りの日は何を作る?定番料理&飲み物と意味や由来を紹介!

なぜひな祭りの歌詞は怖いと言われるのか?理由と作詞背景を紹介!

実は水遊びから始まった?!ひな祭りの由来とは

今では結びつきにくいですが、実はひな祭りは水遊びから始まった行事です。

また、最初は日にちも3月3日と定まっていたわけではありませんでした。

ひな祭りは元々は水浴びから始まった行事

ひな祭り、日本だけ

実はひな祭りは水浴びから始まった行事です。

まだお風呂がなかった時代、人々は川や海につかって体をきれいにしていました。

春や夏はいいけれど、真冬に冷たい水につかるなんてとんでもなく、人々は寒い間は水浴びは我慢していました。

水温も上がり、やっと体を洗える!のは、5月の初旬ころ。

今でいうゴールデンウィークあたりで、旧暦では3月にあたります。

祝!水浴び!ということで、水浴びをして身を清めた後には、親族や仲の良い人々で集まって宴会を開きました。

この宴会が、今のお花見や潮干狩りにも通じていきます。

さらに、お花見の「花」は女の子のことを表し、

潮干狩りの「潮」は初潮にも通じるということで、

身を清め、初潮を迎え、美しくなった女の子の縁談話などを大人たちが話し合う場でもあったのです。

これが女の子の健康と幸せを願うひな祭りの起源です。

本来ひな祭りは3月3日ではなかった

ひな祭り、日本だけ

実は元々ひな祭りは、3月3日と決まっていたわけではありません。

3月最初の巳(み)の日とされていました。

なぜ巳の日だったかというと、元々水遊びが起源ということもあり、

ひな祭りには水が深く関わるためです。

水の神様とされるのが蛇=巳であり、巳は女神、弁財天の化身ともされています。

そのため巳の日は女の子の幸せを願う日とされ、3月上旬の巳の日をひな祭りとして、春の行事の一つとなっていったのです。

それが、3月3日に固定されるようになり、ひなまつりの日となったのですね。

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日本のひな祭りは平安時代から|その歴史

そんな日本のひな祭りですが、本格的に定着し始めたのは平安時代からといわれています。

その歴史もみておきましょう。

平安時代|上流階級の風習や子ども遊びから誕生

ひな祭りは、最初は平安貴族たちのあいだで『上巳の節句』として定着しました。

この日には、人形(ひとがた)に切った紙に、自分たちに付いた厄や穢れ(けがれ)を移して川や海などに流し、

厄落としを行っていたのです。

同じころ、上流階級の幼い女の子たちの間で流行っていたのが「ひいな遊び」。

今でいうお人形遊びです。

お人形のことを「ひいな」と呼んでいました。

この「ひいな」と、上巳の節句に大人たちが用いた人形(ひとがた)の紙が、

長い年月を経るうちに、いっしょになり、ひな人形が誕生したといわれています。

江戸時代初期|宮中でひな祭りが始まる

上巳の節句の日にひな祭りが開催されるのは、江戸時代に入ってからのことです。

寛永6(1629)年には、京都御所でひな祭りが催されたことが記録に残されており

そこから、幕府の大奥などでも年中行事として定着していきます。

江戸時代中期|庶民にも広がる

庶民にも広がるのは、江戸時代中期頃から。

この頃には、段飾りが登場したり、内裏以外にも三人官女などの人形が増えたりし

現代の雛飾りの形に近づいていきます。

人形といっしょに飾られる道具も豪華になり、華やかな女の子のお祭りとして親しまれていくのです。

ひな祭りは日本だけ!でも女の子のお祭りは海外にも!

『ひな祭り』は日本だけで行われているお祭りですが

女の子のお祭りとされるものなら、海外にもあります。

ここでは、代表的なものを紹介しますね。

インドのお祭り「ナヴラトリ」

『ナヴラトリ』とは、インドで10月10日から9日間祝われるお祭り。

小さな女の子はもちろん、大人の女性まで、女性全員が主役のお祭りです。

人形を飾ってお祝いするのが、日本のひな祭りと似ています。

女神ドゥルガーが悪魔を倒したことを祝うお祭りで、地方によって祝う形式が異なるそうです。

お祭りの期間は、女性が毎日違う色の服を着るというのも面白いところ。

お祭りの10日目にあたる『ダセラの日』には、親類や友達を家に招いてあいさつをし、バウヒニアの葉を交換するのだとか。

イタリアのお祭り「フェスタ・デッラ・ドンナ」

イタリアにも女性のためのお祭りがあります。

それが、3月8日に行われる『フェスタ・デッラ・ドンナ』。

『女性の日』を意味するお祭りです。

3月8日は、『国際女性デー』として、国連が定めた日でもありますが

イタリアでもこの日を女性の日として、大きくお祝いすることにしています。

そして『フェスタ・デッラ・ドンナ』のシンボルとなっているお花がミモザ。

すべての女性に感謝の気持ちをミモザの花といっしょに贈る日とされているのです。

この日は、町中にミモザを売る屋台が出ているそうで、

男性は屋台でミモザを買い、妻や恋人、母親やおばあちゃんなど、愛する女性にミモザの花束をプレゼントするのだそうです。

なんだか素敵ですね~。

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