切り花に炭酸飲料が良い理由|コスト&手間をかけない長持ち方法

少し飾るだけで、お部屋の雰囲気ががらりと変わり、気分も華やぐ切り花。

できるだけ長持ちさせられたらいいな。それも手間をかけずに。

と思っていたら、なんと炭酸飲料を入れたらいいらしいと聞きました。

そんなアホな!と思ったけれど、よくよく調べてみるとなるほどの理由がありました。

この記事では、切り花を長持ちさせるのに炭酸水が良いとされる理由と、できるだけコストも手間もかけずに切り花を長持ちさせる方法を解説いたします。

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炭酸飲料が良い理由の前に…切り花を長持ちさせるための条件

炭酸水が切り花を長持ちさせるのになぜ役立つのかについて解説する前に、切り花を長持ちさせるにはどうすればよいのか確認しておきましょう。

切り花を長持ちさせるための条件は2つ。

切り花を長持ちさせるコツ①水をきれいな状態に保つ

まず一つ目は、水をきれいな状態に保つこと。

花を活けている水の中は、放っておくと次第にバクテリアが繁殖し、汚れてしまいます。

花がバクテリアでいっぱいの水を吸収すると、水の通り道である道管が詰まってしまい、速く弱ってしまうのです。

バクテリア対策のためにも、花瓶を清潔にし、いつもきれいな水の中に切り花を活けることが、長持ちさせるコツです。

切り花を長持ちさせるコツ②栄養を十分に

二つ目は栄養を十分な状態にしておくこと。

植物だって生きていくためには栄養が必要。

その栄養は光合成をすることによって作られるのですが、切り花だと葉も少なく、十分に光合成を行うことができず、栄養失調になりがち。

そこで、不足する栄養を水に加えておけば、より元気に長持ちさせることができるのです。

なぜ炭酸飲料が切り花を長持ちさせるのか?甘みとCO2が役に立つ!

切り花を長持ちさせるための条件は、上で見たとおり①水をきれいな状態に保つことと、②栄養不足にしないことでした。

サイダーなど甘みの加わった炭酸飲料を加えるだけでこの二つの条件を満たすことができるのです。

炭酸飲料が切り花を長持ちさせる理由

炭酸水が切り花を長持ちさせられる理由は、炭酸水に溶かされているものにあります。

①炭酸飲料はバクテリアが繁殖しにくい酸性の液体

まず、炭酸水とは水に二酸化炭素を溶かした液体のことで、酸性の液体です。

酸性の液体には抗菌力があるため、バクテリアが繁殖しにくいため、水をきれいな状態に保つことができます。

②炭酸飲料に含まれる糖分が栄養に

サイダーなどの甘い炭酸水には、糖分がたくさん含まれています。

特に炭酸飲料に含まれる糖分とは、粒子が小さく吸収しやすい、果糖ブドウ糖液糖。

切り花を長持ちさせるのに、砂糖を溶かすという方法もありますが、砂糖よりも吸収しやすい分即効性があります。

炭酸飲料で切り花を長持ちさせる方法

では、炭酸飲料はどのようにして切り花に使用すればよいのでしょうか。

ここでは、切り花に炭酸飲料を使うときのポイントをご紹介します。

炭酸飲料は水に対して2割

炭酸飲料は水に対して2割程度の量を入れるのが適量です。

気の抜けたものを

炭酸飲料は、気の抜けたものを使うのがよいです。あまり気の抜けていないものを使うと、酸性度が高すぎて、逆に花を傷めてしまう可能性があります。

多少、気が抜けたものでも、完全に二酸化炭素が抜けてしまうことはなく、酸性のままなので、抗菌作用は残っています。

数日後には様子を見て水を替える

炭酸水にいくら抗菌作用があるといっても、永遠に作用が続くわけではありません。

炭酸水を入れてしばらく経ったら、お水の様子を見て、汚れているようなら変えましょう。

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炭酸飲料がなかったら…10円玉&砂糖で手軽に切り花を長持ちさせる

お家に炭酸飲料がなくても、切り花を長持ちさせる方法があります。

炭酸飲料の代わりに10円玉で切り花長持ち

銅でできている10円玉を2~3枚水に沈めておいても、銅の抗菌作用でバクテリアの繁殖を抑え、水をきれいに保つことができます。

ハイターを1滴入れても同じことですが、入れすぎると逆効果なので、あまりおすすめしません。

ハイターをおすすめしない理由については、下記の記事で詳しく解説しています。

切り花長持ちさせるにはハイターよりも十円玉!その理由を解説

炭酸飲料の代わりに砂糖で切り花長持ち

水に砂糖を溶かしても、栄養になるので長持ちします。

砂糖の量は水1リットルに対して、小さじ1~2杯が目安です。

ただ、砂糖はバクテリアの栄養にもなってしまいますので、水はこまめに取り換えるか、10円玉を入れるなどして水をきれいに保つ必要があります。

10円玉と砂糖を使った切り花を長持ちさせる方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。

切り花を長持ちさせるには水に砂糖と十円玉|理由とともに解説!

切り花を長持ちさせるには延命剤も!コスパのよいものはこれ!

切り花を長持ちさせるには、抗菌剤や栄養の入った延命剤を使うという手もあります。

でも、めったにお花を飾らない人には、そんなに大容量のものは要らないし、お金もかけたくない…

そんな方におすすめの延命剤をピックアップしてみました。

コスパのよい延命剤①100均の延命剤

最近では100円ショップでも切り花用延命剤は売られています。

ポーションタイプだったり、小袋に分かれているタイプのものだと、保存もしやすいですしおすすめです。

コスパのよい延命剤②レインボー薬品「切り花延命剤」

こちらは480mlとそこそこ容量はありますが、家庭用園芸用品の老舗メーカーが発売している信頼できる延命剤。

お値段も400円ほどとお安め。

メーカー基準だと、水500mlに対して15mlを入れるそうなので、この量だと32回分の計算。

たまにお花を飾るなら、お家にあってもよい延命剤かと思います。


コスパのよい延命剤③フジ日本精糖「キープフラワー」

口コミを見ると一番長持ちするという声も散見し、お花好きから好評なのが、「キープフラワー」。

サイズ展開は500mlのものもありますが、小袋に10mlずつ入ったものもあり、たまにしかお花を飾らない人には使いやすいです。お値段もお手頃。


せっかくお花を飾るなら、家にあるものなどを使って、手軽に手間をかけずにできるだけ長く楽しみたいですね。

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