★当サイトの記事にはプロモーションが含まれています★

キャベツが臭いときは酢水にさらす!臭いの原因と対処法を解説!

キャベツを食べようと千切りにしてみたら

なんか下水臭いというかドブ臭いというか…ということや

どうもカビ臭い…ということがあるかもしれません。

これらのキャベツは、食べても大丈夫ですが、

そうはいっても臭くて食べづらい…

そんなときは酢水にさらすのが有効です。

それぞれの臭いの原因と対処法について解説します。

スポンサーリンク

キャベツが下水臭い!ドブ臭い!ときの対処法

キャベツが何だか下水臭い!ドブ臭い!

食べても大丈夫といわれても食べれたものではないですね。

そんなときの原因と対処法を解説します。

キャベツが下水・ドブ臭い原因

キャベツ、臭い

キャベツが下水やドブの臭いがするのは、「ジメチルスルフィド」という物質が原因です。

これは、キャベツに含まれる栄養成分、「イソチオシアネート」が酸化することで生成されます。

イソチオシアネートは、細胞が壊れるときに多く生成されるものなので、

特にキャベツを切って、長時間放っておくと、ジメチルスルフィドも発生しやすくなり、

あの嫌な臭いもしやすくなります。

また、イソチオシアネートはキャベツの苦味の原因でもあります。

詳しくは下記の記事で解説しているので、こちらも併せてご覧ください。

苦いキャベツは体に良い?!原因とおいしく食べる方法解説!

また、キャベツ以外にもブロッコリーや白菜など、

アブラナ科に分類される野菜は、同様の臭いがすることがあります。

ブロッコリーの場合については、下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

ブロッコリーが雑巾臭い?!変な匂い?!原因と対処法&対策を解説!

キャベツが下水・ドブ臭いときは酢水にさらす

キャベツ、臭い

では、下水臭かったりドブ臭かったり、とにかく臭いキャベツはどうすれば食べやすくなるのか。

それには、千切りにしたキャベツを酢水にさらしておくのが有効です。

ただし、キャベツにはビタミンCなど水溶性の栄養もたくさん含まれているので、

水にさらしすぎはよくありません。

2~3分くらいで留めておきましょう。

また、直接酢をかけて和えるのもよいでしょう。

酢の代わりにレモン汁をかけてもOKです。

酢水にさらしてもダメなときは濃いめの味付けで加熱調理

酢水にさらしても、まだ臭いがとれない場合は、生で食べるのは諦めた方がよいでしょう。

ゆでる場合は、酢やレモン汁を加えてゆでると、より臭いが消えるはずです。

油で炒めるのも有効で、中濃ソースやケチャップ、カレー粉、オイスターソースなどを加えて

濃いめに味付けすると、より気にならなくなるでしょう。

にんにくやショウガなどと一緒に調理するのもよいですね。

キャベツが下水・ドブ臭くなるのを予防するには

そもそも、こんな嫌な臭いがしないようにするには

キャベツの消費の仕方、保存方法が大切です。

キャベツ、臭い

食べる分だけ切って、すぐ食べる

臭いの原因であるジメチルスルフィドは、

イソチオシアネートが時間の経過とともに酸化することが原因で発生するのでした。

そのため、できるだけイソチオシアネートを発生させないこと、

発生した場合は、ジメチルスルフィドに変化させないことが大切です。

つまり、キャベツは千切りにするなど、カットした状態で保存するのではなく

その都度、食べる分だけ切って、できるだけ時間を置かずに食べることです。

さらにキャベツを食べる分だけ切るのではなく、

食べる分だけ、外側から葉を剥いでいく方が、イソチオシアネートの発生を防げるので

臭い対策としては有効でしょう。

キャベツの葉の剥がし方については、下記記事で詳しく紹介しています。

キャベツの剥がし方・ゆで方|これでロールキャベツの下準備もOK

正しく保存する

ジメチルスルフィドが発生するということは、劣化してきた証拠。

できるだけ新鮮な状態を保てるよう、正しく保存しておくことも大切です。

キャベツの保存に適した温度は0~5度なので、野菜室でなく冷蔵室で保存し、

1玉で保存する場合は、芯をくりぬき、ぬらしたキッチンペーパーを詰めておきます。

さらに、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んだり、ビニール袋に入れて保存しておきましょう。

キャベツの正しい保存方法については、下記記事で詳しく紹介しています。

こちらも併せてご覧ください。

1人暮らしならキャベツは1玉買うべし!保存法と消費アイデアを紹介

キャベツがカビ臭い!雑巾臭い!ときの対処法

キャベツがカビ臭い!雑巾臭い!というときは、ドブ臭いときとは別の物質が原因です。

しかし、対処法は同じ。酢水につけて臭いを消します。

キャベツがカビ・雑巾臭い原因

キャベツ、臭い

キャベツがカビ臭かったり、雑巾臭かったりする原因となるのは、

「2-メチルイソボルネオ―ル」という物質のせいです。

これは土壌に生息する微生物が分泌する成分で、

この土壌に含まれる成分の臭いがキャベツにうつっただけです。

人の鼻はカビ臭さにはとても敏感にできているそうで、

人が感知できる、2-メチルイソボルネオ―ルの最小濃度は5pptだそう。

pptとは1%の100億分の1の濃度のことで、

機器を使っても検出できないほど微々たる量。

本当の本当に微々たる量の2-メチルイソボルネオ―ルでも、人は気になってしまうものなのですね。

キャベツがカビ・雑巾臭いときも酢水にさらす

キャベツ、臭い

カビ臭いキャベツの原因物質は、本当に微々たる量しかキャベツについてないはずなので

完全に除去することは、なかなか難しいものかもしれません。

ドブ臭いときと同様、酢水やレモン水にさらすことで消臭作用が期待できるでしょう。

それでもダメなら、やはり加熱調理が有効です。

スポンサーリンク

キャベツの品種や季節によっては独特の臭いがすることも

他にもキャベツの品種や、収穫時期によってはキャベツ独特の臭いがすることもあります。

特に春に収穫されるキャベツの中には、呼吸量が増えることで、臭いをより発するものもあるそう。

4~6月に特に気になる人が増えるようなので、

キャベツ独特の臭いがどうしても苦手な場合は、この時期にキャベツを買うのは控えた方がいいかもしれません。

食べてはいけないキャベツを見分けるポイント

キャベツはドブ臭かろうと、下水臭かろうと

かび臭かろうと、雑巾臭かろうと、独特の臭いがしようと基本的に食べられます。

では、キャベツが腐って食べられない状態になるとどうなるのか。

こちらも知っておきましょう。

キャベツ、臭い

食べられないほどに腐っているキャベツは、まず見た目からしておかしいです。

葉が茶色く変色し、ズルッとしたぬめりがあります。

臭いは酸っぱい腐敗臭がするでしょう。

触ってみると、全体的にやわらかく、中身が詰まっていない感じがするはずです。

これらの特徴があるキャベツは、食べてはいけませんので、注意しましょう。

また、キャベツが腐るとどうなるかについては、下記の記事で詳しく紹介しています。

心配な場合は、こちらも併せてご覧ください。

キャベツが腐るとどうなるか|使える部分の見分け方・保存の基本

変色したキャベツを食べられるかは場合による!変色を防ぐ方法も紹介

ちなみに、キャベツの葉に小さな黒い点がある場合は、問題ありません。

これについては下記記事で解説していますので、ご参照ください。

キャベツに黒い点があっても食べられる!食べられない場合も解説

 

その他キャベツに関する記事

キャベツの千切りは真空・冷凍保存で長持ち|冷蔵なら栄養に注意!

スポンサーリンク