キャベツを漢字で書くと「甘藍」|日本での歴史やその他の漢字も紹介

  • 2021年9月2日
  • 雑学
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キャベツに漢字なんてあるんだろうか?どう聞いても外来語だし…

そう思うのは、私だけではないでしょう。

しかし、あるんですね。キャベツの漢字。

この記事では、キャベツの漢字や、日本に入ってきた歴史など、

キャベツについての雑学を紹介します。

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キャベツを漢字で書くと「甘藍」

キャベツを漢字で

キャベツは、漢字で書くと「甘藍」となります。

より正確にいうと、キャベツを漢字で書くと…というよりは、和名が「甘藍」であり、「かんらん」と読みます。

これは元々中国語で、キャベツだけでなく、葉ボタンの古名でもありました。

中国語読みでは「ピンイン」となります。

キャベツを漢字で書くと「玉菜」のことも

キャベツを漢字で

キャベツの和名は「甘藍」ですが、途中で「玉菜(たまな)」と呼ぶ地域も出てきました。

これは、漢字からもキャベツの見た目に由来していることは想像に難くないですね。

現在では、方言として残っており、特に東北地方では、キャベツのことを「玉菜」と呼ぶようです。

キャベツの方言は、実は色々あり、

中国・九州は「カイラン」、

沖縄では「ターマナー」と呼ばれているそうです。

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キャベツは英語で?フランス語で?

ちなみにキャベツは英語で何というのか、

フランス語で何というのか、も併せてみておきましょう。

キャベツは英語で「cabbage」

キャベツを漢字で

キャベツは英語で「cabbage」です。

「キャベッジ」と読みます。

この音からわかるとおり、日本語の「キャベツ」は英語からきています。

キャベツはフランス語で「chou」

キャベツを漢字で

キャベツはフランス語で「chou」です。

「シュー」と読みます。

シュークリームの「シュー」はキャベツのことで、

見た目がキャベツに似ていることから、名前が付いたそうです。

日本におけるキャベツの歴史

では、日本にはいつキャベツはやってきたのか?

そもそもいつから存在する野菜なのか?

漢字のついでに、キャベツのルーツと日本における歴史も知っておきましょう。

キャベツのルーツはヨーロッパ

キャベツを漢字で

キャベツは元々ヨーロッパが原産地。

なんと紀元前600年ごろに、ケルト人によって栽培されたのが起源だそうです。

当時は今のように、丸い形をしておらず、ケールのような形状をしていたとか。

現在のように葉を巻くような形になったのは、約1000年前のこと。

そこからヨーロッパ各地に広まったそうです。

日本へは江戸時代に伝えられた

キャベツを漢字で

キャベツが日本へやってきたのは、江戸時代のこと。

1704~1711年にオランダから長崎に伝わりました。

当時は、キャベツは食用ではなく、観賞用として楽しまれていたそうです。

当時はガーデニング(?)が流行っていたこともあり、

葉が開く様子が花のように見えるキャベツは大人気だったようですよ。

「甘藍」という和名は、その当時の名残。

そして、当時のキャベツの改良種であり、現在も親しまれているのが葉ボタンです。

明治時代になって野菜として普及

キャベツを漢字で

キャベツが食用の野菜として広まるのは、明治時代に入ってから。

初期のころは、外国人居留者や外国船の積載用食料など、

日本人ではなく、外国人のために栽培されていましたが、

徐々に日本人の間にも広まり始め、明治時代の末期にはすっかり定着したようです。

日本でのキャベツの栽培の基礎を築いたのが中野藤助という人物。

当時、キャベツは秋に収穫していましたが、品種改良を重ね、春に収穫できるキャベツを生み出しました。

このキャベツは東京都の南葛飾郡から栽培が広がり、

大正初期には九州や四国地方まで全国で栽培されるようになりました。

戦後に消費が急速に拡大

キャベツを漢字で

さらに消費が拡大にしたのは戦後のこと。

食生活の洋風化に伴い、昭和25年頃から急増し始め、昭和30年代に入っても増え続けました。

今でも、国内の作付面積や生産量は第2位と、非常によく消費される、なじみ深い野菜となっています。

ちなみに、「甘藍」から「キャベツ」と呼ばれるようになったのも、戦後のことです。

 

その他、野菜の漢字について紹介した記事はこちら

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