★当サイトの記事にはプロモーションが含まれています★

納豆は賞味期限切れでも食べられる!味の限界は10日?1ヵ月?

納豆を毎日食べる習慣がある人ならありえないことかもしれませんが

たまにしか食べない人にとっては、賞味期限が切れた状態の納豆を冷蔵庫の中に見つけてしまうということは

あるあるなことではないでしょうか。

賞味期限が切れた納豆を発見してしまったら、どうすべきか…

元々腐っているものだし食べられる?いやいや、さすがに10日も経っていると危険では…?などと葛藤している人もいるかもしれません。

結論としては、納豆は賞味期限が切れていても食べられます!ただし、味の保証はできません。

食べるかどうかは個人の判断といえるでしょう。

この記事では、納豆の賞味期限が切れるとどうなるか?食べられるのか?ということについて解説しています。

スポンサーリンク

賞味期限切れの納豆を食べても害はない

納豆、賞味期限切れ、10日

賞味期限が切れた納豆を食べても、体にとって有害なことはありません。

というのも、ご存じのとおり納豆は発酵食品。

賞味期限を過ぎた納豆は、発酵が進みすぎるために少々食べにくい状態にはなってしまうものの、

有害成分が発生するわけではないからです。

発酵と腐敗は違うのか

納豆、賞味期限切れ、10日

賞味期限切れの納豆は食べても大丈夫なのか問題を考えていると

「納豆なんて最初から腐ってるんだから大丈夫やん」などと言う人もいるかもしれません。

ここでふと疑問。

発酵と腐敗ってどう違うの?

答えは、基本的に同じです。

発酵も腐敗も、菌などの微生物によって物体が変化するという同じ現象をいうのです。

違いは、人間の体にとって有益であるか有害であるか。

言うまでもなく、有益な場合が発酵、有害な場合が腐敗です。

とはいえ、発酵食品であっても腐ることはあります。

腐敗の原因となる菌が入り込んでくると、退治はできないんですね。

納豆は、賞味期限を切れても食べられる、とはいえ限度はあるわけです。

賞味期限切れの納豆はおいしくはない

賞味期限を多少過ぎた納豆は食べたところで、体にとって悪いことはあまりありません。

しかし、納豆メーカーは賞味期限内に消費することを勧めています。

その理由は、賞味期限切れの納豆はおいしくないから。

納豆は、賞味期限を過ぎるとどんな状態になるのか知っておきましょう。

賞味期限切れの納豆の状態とは

納豆の賞味期限とは、納豆菌による発酵がこれ以上進むと品質の保証はできないという期限のこと。

賞味期限を過ぎた納豆は、発酵が進みすぎて次のような状態になる可能性があります。

  • アンモニア臭のようなにおいがする
  • 大豆の表面がドロッとしている
  • 表面に白いつぶつぶがある
  • 食べるとジャリジャリする
  • 苦い

表面に白いつぶつぶがあるのは、「チロシン」という物質の結晶。

「チロシン」はアミノ酸の一種で、大豆のたんぱく質が分解されて生成されるものです。

発酵が進みすぎたせいで、チロシンが大量にできてしまったのです。

また、ジャリジャリした食感もこのチロシンの結晶が原因となっています。

さらに苦味もチロシンが原因。

アミノ酸なので、食べても体にとって悪いことはありませんが、おいしくはありません。

常温で保存していても同様の状態に

納豆、賞味期限切れ、10日

納豆は冷蔵保存が基本。

というのも、常温で保存していると発酵が進みやすく

賞味期限に達していなくても、上で紹介した賞味期限切れの状態になってしまうことがあるからです。

納豆菌が最もさかんに活動する温度は、40℃前後といわれていますので

特に夏場に常温保存してしまうと、あっという間に発酵が進んでしまいます。

納豆を買ってきたら、必ず冷蔵保存するようにしましょう。

スポンサーリンク

納豆は賞味期限をどれくらい過ぎるとやばいのか

納豆は賞味期限を過ぎても食べられる…とはいえ、限界はあります。

一体どれくらいの時間を経過してしまうとやばいのでしょうか。

納豆、賞味期限切れ、10日

数日ならまったく問題ない

季節や保存状態にもよりますが、冷蔵保存していて1~3日過ぎたくらいなら問題なく食べられます。

数日程度なら、発酵具合もそこまで急速に進むこともないと思われるからです。

味やにおいも特に気にすることなく食べることができるでしょう。

10日を過ぎると見た目も食感も変わる

変化が見られるのは賞味期限を1週間から10日を過ぎた頃のはずです。

こちらも季節などにもよりますが、ちょっと発酵が進みすぎた状態になっているでしょう。

見た目は、大豆の色が濃くなっているように見えたり、表面が少しとろっとしていたりするでしょう。

においも少しキツく感じられるようになっているかもしれません。

アミノ酸の結晶である白いツブツブが出来ていて、食べるとジャリジャリすることもあるはずです。

ここまでなら好みで、これくらいの発酵具合が好きだという人もいるかもしれませんが

そろそろ食べられるかどうかの境目のときといえそうです。

1ヵ月を過ぎるとさすがに危険

1カ月を過ぎると、風味や臭いもさることながら、乾燥も進みます。

見るからにおいしくなさそうに思えるでしょう。

また、1ヵ月も過ぎてしまうと、納豆菌以外の菌による腐敗の心配もあります。

食べるのは控えた方がよいでしょう。

しばらく食べない納豆は冷凍保存をするのもよい

納豆が安くて、ついつい買い過ぎてしまった!とか

納豆を大量にもらってしまった!などで、

賞味期限内に消費できそうにない場合は冷凍保存するとよいでしょう。

実は、納豆って冷凍できます。

冷凍すると、納豆菌の活動が止まるため、あのネバネバはなくなってしまいますが、それも一時的なもの。

常温に戻せば、納豆菌が再び活動するので粘りも復活して、おいしく食べられるはずです。

 

納豆についてのその他の記事

関連記事

保存しておいた納豆を食べてみたら、何だかじゃりじゃりしておいしくない… 何でそうなった? 食べても平気なの? と少々不安に思う方もいるでしょう。 納豆のじゃりじゃりの正体は「チロシン」と呼ばれるアミノ酸の結晶。 […]

関連記事

納豆を食べるといつもと違って何だか苦い… 食べても大丈夫なのか心配になるかもしれませんが、 これは腐っているわけでもありませんので、食べても大丈夫です。 ただし、苦い納豆は古い証拠。 おいしく食べるためにも、納豆は風[…]

スポンサーリンク