大学生の頃、ネックレスを取り出してみたら、思いっきり絡まっていたことがありました。出かける時間も迫っており焦っていると、私の様子を見た祖母が「貸してみ」。そう簡単にほどけないよと思いながらも渡すと…数分後、ほどけました。ばあちゃんマジック!すごい!
感動する私に祖母は「ネックレスなんかが絡まったときはな、シッカロール(ベビーパウダー)かけてしゅしゅしゅ~ってやったらすぐやねん」と教えてくれました。「あかんかったら針使ってほどいたらええ」
それ以来、ネックレスが絡まったら、祖母に教えてもらった方法でほどいています。この方法でやれば、本当にあっという間にほどけます。今日はその方法をお伝えいたしますね。
ベビーパウダーを使えば、あっさりほどける
では、まずは祖母の言っていた「シッカロールをかけてしゅしゅしゅ~ってやる」方法からご紹介いたします。用意するものはベビーパウダーと滑りのよい紙。
今日はベビーパウダーがなかったので、夏に使っているボディパウダーで代用してます。それもなければ小麦粉でも代用できます。紙は、ティッシュなど滑りの悪いものを使わなければなんでもOK。広告や何かの裏紙等で十分です。
ベビーパウダーを使ったネックレスのほどき方
- 絡まった部分にベビーパウダーをふりかける
- 絡まった部分に指を置き、左右に振り動かす
①絡まった部分にベビーパウダーをふりかける
ネックレスの絡まったこの部分に、ベビーパウダーをふりかけます。
②絡まった部分に指を置き、左右に振り動かす
絡まったところを指でほぐすようにしゅしゅしゅ~と動かします。
しばらくすると、びっくりするほど簡単にネックレスのもつれがほどけますよ。
針2本を使ってほぐしてみれば、意外と簡単
ベビーパウダーがない、小麦粉も切らしている…という状況なら、針を使ってほぐすこともできます。こちらもやり方は簡単。両手に針を一本ずつ持ち、絡んでいるチェーン同士の間に針の先を入れて、持ち上げては落として、ほぐしていきます。
こんな感じでほぐしていきます。こちらも不思議にあっという間に絡まりがほどけますよ。
針…お持ちですよね、乙女のみなさん。もしも針がないなら、安全ピンやつまようじでもOKですが、針が一番細くて持ちやすくてやりやすいと思います。特に小さいお子さんやわんちゃんがいるお家は、ご使用の際は十分お気をつけくださいね。
それでも駄目なら打つ手なし!プロに頼む
ベビーパウダーを使っても、針でやってみてもダメなこと…残念ながらあります…こんなことならもうちょっとちゃんとしまっておけばよかった~!嘆いても時すでに遅し…お気に入りのネックレスなら余計に諦めつかないですよね。
でも、ジュエリーリフォームのお店に相談してみると何とかなるかもしれません。料金も1000円以下のところでネックレスのもつれを修理してくれるところも多く、一度相談に行ってみる価値ありです!
また、ハイブランドのものの場合は、お店で修理してくれる場合もあるので、一度お店に持って行ってみるのもテです。
ということで、ネックレスが絡まったときはベビーパウダー、又は針でほどく方法をまずは試してみてくださいね。ネックレスをほどく時間もない場合は、その日は諦めて、他のネックレスをする、スカーフやストールで誤魔化す、大振りのピアスで首元から視線を逸らすなど他のおしゃれ方法に切り替えるのも一つではないでしょうか。
まあ、不器用な私はおばあちゃんがいないと短時間でほどくことはできないので、上記のどれかを選択します。そう。おしゃれは一つではないのです!(名言ぽく言ってみました。)