お箸の基本マナー|正しい持ち方&扱い方できちんとした大人の印象に

海外ドラマを見ていて、向こうの俳優さんが上手にお箸を使っていると、それにびっくりして、話の本筋よりもお箸を使う手元に気を取られてしまうことがあります。海外の方ってお箸を上手に使えず、日本のおばちゃんに教えられている印象が今だにあります。

お箸文化の日本のみなさまは、お箸の持ち方には自信はおありでしょうか。お箸の持ち方が正しくても、それは割と普通のことで大して印象に残りませんが、逆に変なお箸の持ち方をしていると箸の持ち方が変な人と記憶されてしまうかもしれません。

この記事では、正しいお箸の持ち方、ほんの少し意識をするだけで、優雅で品よく見せることのできるお箸の扱い方を解説していきます。

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正しく持ててる?お箸の持ち方をもう一度復習

日本人ならほぼ毎日使うお箸。しかし、意外とあやしい持ち方をしている人もいらっしゃいます。今一度正しいお箸の持ち方を復習しておきましょう。

正しいお箸の持ち方は、上になる1本を人差し指と中指ではさみ、親指を添え、下になるもう一本は、薬指と、親指のつけ根にのせて固定します。このとき、お箸の先から3分の2くらいのところを、ふんわり持つのが美しい持ち方です。

そして、食べるときは、先から3㎝くらいのところしか使わないこと。3cmの間で挟める量ずつ口に運ぶと、優雅に見えるのです。

意外にできていない人も多いお箸の正しい扱い方

何気なく毎日使うお箸ですが、意外に正しい扱い方で使えている人は少ないかもしれません。正しい扱い方をすることで所作を美しく見せることもできます。ぜひマスターしたいですね。

お箸の取り上げ方

まずは基本。お箸の取り上げ方をご紹介いたします。美しいお箸の取り上げ方は3ステップです。

美しいお箸の取り上げ方
①右手でお箸を2本そろえて取り上げる。
②左手を下から添え、右手を右にすべらせる。
③右手でお箸を正しく持ち直し、左手をはなす。

①右手でお箸をそろえて取り上げる

 

②左手を下から添え、右手を右にすべらせる。

③右手でお箸を正しく持ち直し、左手をはなす。

いきなり右手で持つのではなく、3ステップを踏むことで優雅に見えるいうことですね。これは少し意識すればすぐにできるようになりそうです。

お箸と器を同時に持つ場合

お吸い物を頂くときなど、お箸と器を一緒に持ちたいときは、器から先に持ちます。この所作をされている方はあまり見かけませんし、できているとちょっとマナーを知っている人に見られるかもしれません。

美しくお箸と器を同時に持つ
器を両手で取り上げる。
②左手で器を持ち、右手でお箸を取り上げる。
③器を持っている左手の指先にお箸をはさみ、お箸を持っていた右手を右にすべらせる。
④右手で正しくお箸を持ち直し、左手をお箸からはずす。

器とお箸を置くときは、この逆の動作になります。

美しく器とお箸を置く
①器を持っている左手の指先にお箸をはさむ。
②お箸を持っている右手を横にすべらせ、上からお箸を持ち直す。
③器を持っている左手からお箸をはずし、右手でお箸をおく。
④両手で器を持っておく。

4つのステップを踏むことで、自然と一つ一つの動作がゆっくりになり、上品なふるまいに見えるのですね。

食事が終わったら箸袋の中へ

外食した場合など、箸袋にお箸が入っていた場合は、食事が終わったら箸袋にお箸を戻し、袋の先を折っておくのが一般的なマナーです。結び文の形に折って箸置き替わりに使っていた場合は、お箸の先を結び文の中に入れておきましょう。

 

(参考)マナー違反のお箸使い
以下のお箸使いは代表的なマナー違反のお箸使いです。うっかりやっていないか今一度見直しておきましょう。
①刺し箸
食べ物を箸でぶすっと刺す使い方。里芋など掴みにくいものは、ついやってしまいそうになりますがNGです。
②迷い箸
次は何を食べようかしら?と迷って、お料理の上で、お箸をうろうろさせるお箸使いのこと。
③探り箸
何が入っているのかな?食べたいあれはどこかな?などと器の中をお箸でかきまぜて、中を探る箸使いです。
④空箸
お料理にお箸をつけたのに、やっぱりやめた、と取らずに戻すことです。お箸は狙ったおかずに一直線が基本。
⑤寄せ箸
器の中にお箸を突っ込んで、器を引き寄せること。器をひっくり返してしまいそうですね。
⑥涙箸
お箸で取ったお料理から、汁などをぽたぽたこぼしながら運ぶこと。
指し箸
お箸で人やお料理、物を指すのは失礼です。
ねぶり箸
何も食べ物を挟んでいないのに箸先をねぶること。
込み箸
口いっぱいにお料理をほおばって、さらにお箸で口の中に押し込むこと。
受け箸
お箸を持ったまま、おかわりをすること。サ●エさんでカツ●がやってた気がしますがNGです。
もぎ箸
お箸の先についているご飯粒やお料理を口でもぎ取るように食べること。
まとめ

  • お箸は正しい持ち方でふんわり握る
  • お箸の取り上げ方は両手を使って3ステップで
  • お箸と器を同時に持つ場合は一つずつ持ち上げて4ステップで

お箸は毎日使うもの。練習する機会もたくさんです。しかし、一番練習が必要なはずの小学校の給食ではお箸ではなく、先割れスプーンを使わされていましたが、あれは何故なのでしょう。そして、今にして思えば、よくあんな食べにくいもので何でも食べていたものだと思います。カレーに牛乳と同じくらいの学校給食の謎です。

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