お中元・お歳暮の断り方|相手に失礼のない辞退の仕方を解説

  • 2020年4月7日
  • 2021年6月30日
  • 年中行事
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人と人との関係は移ろいやすいもの。疎遠になることは珍しいことではありません。

ただ付き合いがなくなるだけならよいのですが、そこに恒例の贈り物があると厄介です。

贈られる側はせっかく贈ってくれているものを要らないというのは、相手の好意を無下にしている気がして言い出しづらいもの。

しかし、贈る側も止め時がわからず困っているかもしれません。

受け取るのをためらうような贈り物を断ることは、相手に過度な気遣いをさせない、相手の負担を取り除くという意味で、実は失礼なことではないのです。

とはいえ、どうやって断れば丸く収まるのか不安なもの。本日は、お中元・お歳暮の失礼のない断り方について解説します。

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お中元・お歳暮の断り方|疎遠になったのに贈られてくる場合

もっとも多いのは、あまり付き合いがなくなってしまった方から、止めるきっかけが見いだせず、惰性的に続いてしまっている場合です。

お中元、お歳暮、断り方

お中元・お歳暮の断り方①お礼状でお断りする

最も一般的なのは、お礼状でお断りすること。「今後、このようなお心遣いは無用です」という文言を入れたお礼状を贈ります。

このとき、相手からいただいた品物と同額程度のものをお中元やお歳暮として贈るとより丁寧です。

また、お礼状は①相手の好意に対する感謝の気持ち、②お詫びの順に書くのが礼儀です。

お礼状の文例(お中元の場合)
「拝啓 今年も厳しい暑さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
この度は、結構なお品を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。いつも、格別のご厚誼大変ありがたく思っております。
しかし、日ごろご無沙汰ばかりで、何のお役にも立てておりませんので、今後はこのようなお心遣いは無用です。
猛暑のおり、どうかお体ご自愛ください。
略儀ながらお礼とお願い申し上げます。敬具」

お中元・お歳暮の断り方②遅れてお返しする

お中元やお歳暮に対して、お返しを「暑中」や「寒中」にずらすというのも方法です。

この場合も、「今後はお気遣いなく」という文言を入れたお礼状を添えて贈りましょう。お中元の時期については、下記の記事で詳しく紹介しています。

お中元の時期はいつまで?相手に失礼のない基本マナーを解説!

お中元・お歳暮の断り方|全く覚えのない人から贈られてくる場合

お中元、お歳暮、断り方

贈り物を頂く覚えのない人から贈られてきた場合は、配送の受け取り時に、受け取りを拒否しても問題ありません。

わいろの可能性もあるので、受け取ってしまったときは、開封せずに改めて包装して送り返しましょう。

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お中元・お歳暮の断り方|要らないものが贈られてくる場合

お中元、お歳暮、断り方

要らないものやもらっても困るものが毎年贈られてくるのも困りますよね。

こちらが要らない贈り物のために相手にお金を使わせるのも申し訳ない話です。

この場合も、お礼状で断りましょう。

まずお礼を述べたうえで、「ご好意はありがたいのですが、食べきれませんので」などと遠回しに書けば伝わるはずです。

お礼状の文例(お歳暮の場合)
「拝啓 寒さ厳しき折、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
この度は、お歳暮の品を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
いつも立派な果物をたくさん頂戴しているのですが、食べきれませんので、今後はこのようなお心遣いは無用です。
まだしばらくは厳しい寒さが続きますが、ご自愛のうえ、幸多き年を迎えられますようお祈りいたします。
略儀ながらお礼とお願い申し上げます。敬具」

人と人とのお付き合いって難しく感じることもありますが、こちらが感じていることは案外相手も感じているもの。

断るのも相手に対する思いやりであることだってあります。特に相手を傷つけない言いまわしがあるのが日本語の素晴らしいところ。

昔から使われてきたそれらの文言を使って、スマートに穏やかにお断りできる素敵な大人になりたいですね。

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