日本人たるもの、いくら食の欧米化が進んでも、やはり主食は米。
パスタを一袋買っても、一日やそこらで使い切ることはなく、どうしてもしばらく保存することになるものですよね。
しかし、パスタは、正しい場所で、ちゃんと保存しなければ、ダニが付くリスクがあります。
想像したくもありませんが、パスタにダニが付いていれば、我々の口に入ることだってありえます。
絶対に絶対にパスタをダニから守らなければなりませんよね!!
この記事では、ダニが付きやすい保存場所や、パスタをダニから守る保存方法をご紹介します。
パスタと一緒にダニを食べてしまうとどうなる
まず、想像もしたくないですが、人体にダニが入ってしまうと、どんなことが起こるのか知っておきましょう。
ダニを食べるなんて、考えるだけで鳥肌モノですが、人体に入ると大変危険なこともあるのです。
危険なアレルギー症状が出ることも!
まず、一番怖いのは、ダニによるアレルギー症状が出ること!
かゆみやじんましんが出たり、腫れ、腹痛などの症状が出る可能性があります。
ひどいときには呼吸困難や失神することもあり、非常に危険です。
特に元々ダニなどに対してアレルギーがある体質の場合、命が危険にさらされる可能性もあります。
体を守るためにも、絶対に、ダニは口に入れないようにすべきなのです。
加熱調理してもアレルギーが起こる可能性も
「パスタはゆでて、熱が加わるし、万が一ダニが付いていたとしても、大丈夫なのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、加熱調理をしたとしても、ダニによるアレルギー症状を起こすリスクを完全に払拭できるわけではありません。
たとえ加熱によって、ダニ自体は死滅したとしても、ダニの死骸やフンは残ってしまう可能性があります。
これらを体内に入れてしまうことでも、アレルギー症状が起こる危険性はあるからです。
パスタにダニが付かないようにしておくことが、私たちの身体を守るためにも、大変重要なのです。
パスタにダニが付きやすい!NGな保存場所&保存方法
パスタをダニから守るために、まずは、やってはいけないことから知っておきましょう。
高温多湿な場所で保存するのはNG!
パスタを保存する場所として避けるべき場所とは、高温多湿な場所です。
ダニは、温度が20℃以上、湿度60%以上の環境で特に発生しやすくなります。
キッチンの中で、特にこれらの条件にあてはまりやすい箇所といえば
シンクの下の収納や、キッチンの上にある棚などでしょう。
これらの場所で保存しているなら、すぐに保存場所を変えるべきです。
輪ゴムやクリップで留めるだけで保存はNG!
おそらく、ついやっているという人も多いのではないかと思いますが、
開封したパスタの袋の口を、輪ゴムやクリップだけで留めても、ダニ予防にはなりません。
特にロングパスタの場合、袋上部を輪ゴムやクリップで留めようとしても、
十分な余裕がなく、上手く留められず、どうしてもすき間ができてしまうものです。
目に見えてすき間があるということは、ダニなんて余裕で入れるということ。
ダニだけでなく、小さな虫が入り込んでしまうことさえあります。
袋を輪ゴムやクリップで留めるだけでは、不十分なのです。
パスタをダニから守るための正しい保存方法
では、パスタはどのように保存するのが正しいのでしょうか。
専用容器を用いて密閉の上保存する
パスタの袋は口をしっかり閉めて保存するのが難しいものです。
望ましいのは、セロテープで口をしっかり留めた上でパスタケースに入れる方法。
セロテープで留めるなら、パスタケースに入れなくても十分なんじゃないの?と思うかもしれませんが、
何とパスタの袋を食い破って侵入する虫もいるんです。
なので、テープで袋の口をしっかり留めた上で、さらにケースにも入れて保存しておきましょう。
また、密封できる、フタつきの保存容器に入れて保存しておくのもよいでしょう。
ダニ対策なら保存場所は冷蔵庫がベスト
保存には高温多湿の場所は避けるべき。ならば、冷蔵庫なら低温低湿だしよいのでは?と考える人もいるでしょう。
確かに、ただダニ対策のみを考えるなら、冷蔵庫がベストといえます。
ダニは温度が10℃以下、湿度が50%以下の環境なら発生しにくいといわれるため、特に冷蔵室なら安心でしょう。
しかし、冷蔵庫に保存すると、パスタの水分が奪われやすく、
さらに他の食品のにおいが移ることもあるため、風味が損なわれる可能性があります。
そうならないためにも、パスタはしっかりラップで巻くか、パスタの保存容器に入れるかして
密封されるように気を付けて保存しておきましょう。
パスタって手軽にできるし、一品で完結しないこともないし 忙しい人にとって、便利なメニューです。 しかし、肝心の麺をゆでるのに案外時間がかかるもの。 作り置きしておきたいけど、伸びるからなぁ…と、あきらめている人もいるでしょ[…]
手軽で簡単にできるのがパスタ料理のよいところ。 しかし、やりがちなのが、パスタがくっつくという失敗。 パスタがくっつくと食感も変わってしまうし、何よりおいしくありませんよね。 この記事では、ゆでる際やゆでた後にパスタがくっ[…]