お湯をわかしてパスタをゆでるのは面倒…
レンジなら楽だし♪時短だし♪
と、やってみたものの、どうもくっついたり、ねちょねちょしたり失敗する…
レンジでパスタって、ちゃんとやれば簡単に上手にゆでられるものなのですが、
ちょっとしたことで上手く行かなかったりするんですよね。
この記事では、レンジでパスタをゆでるのを、どうも失敗しやすいという人向けに、解決法をご紹介します。
レンジでパスタを作るとくっつく場合の対策
まずはくっつく場合の対策からご紹介しましょう。
概ね、パスタがくっつく場合は水の量に問題があることが多いのです。
水の量を守って、オリーブオイルを入れておけば上手にゆでられるはずですよ。
水の量はきちんと守る
パスタをゆでる水の量が少なすぎると、パスタがくっつく原因になります。
電子レンジでパスタをゆでる場合、水の量は
1人前(80~100g)に対して、400~500ccが適量です。
専用容器の場合は、「ここまで水を入れる」という基準ラインが描いてあるはずなので、
必ず基準ラインまで水を入れるようにしましょう。
ちなみに、パスタの量はわざわざはかりで測らなくても、ペットボトルのフタでも測れます。
詳しくは下記の記事で紹介していますので、必要に応じてご参照ください。
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できれば専用容器で作る
レンジでパスタを作る場合、できれば専用容器を使った方が、失敗は少ないです。
というのも、パスタをゆでる容器が浅いと水が少ない分、くっつきやすくもなりますし吹きこぼれやすくもなります。
麺がまっすぐ入れられるほどの大きさがなく、麺がさまざまな方向を向くと、密集した箇所がくっついてしまうこともあるでしょう。
専用容器は、100円ショップでも売ってますので、失敗を避けるためにも用意しておくのがおすすめです。
また、専用容器だと、湯切りもしやすくなっているので、使いやすいですよ。
ちなみに私は、ダイソーで買った専用容器を使っています。
オリーブオイルをかける
水と一緒に、オリーブオイルも入れておくのも、くっつき防止に有効です。
オリーブオイルの量は、水400~500ccに対し、大さじ1/2くらい。
オイルは、パスタをゆでたときに、吹きこぼれの原因となる、サポニンという物質を乳化してくれる効果もあります。
吹きこぼれ防止にも役立つでしょう。
油であればサラダ油でも何でもよく、オリーブオイルじゃなくてもOKです。
また、吹きこぼれ防止には、フタやラップはしないことも大切ですよ。
レンジでパスタを作る際の吹きこぼれについては、下記の記事でも解説しています。
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レンジパスタがまずい!ねちょねちょ!の場合の対策
レンジでパスタを上手にゆでられない。どうもねちょねちょする…
そんな場合は、次に紹介することを実践すれば、解決する可能性があります。
早ゆでパスタは使わない
鍋でパスタをゆでる場合は、ゆで時間3分などの早ゆでパスタが便利ですが、
レンジでパスタをゆでる場合は、使わない方がよいです。
早ゆでである分、目安時間よりも早くゆであがってしまい、伸びてしまいます。
早ゆでパスタは使わず、普通のパスタを使いましょう。
レンジ出力は500Wか600Wで
レンジの出力が、低すぎても高すぎても上手くゆでられません。
パスタがねちょねちょする原因は、レンジの出力W数に問題があることも多いでしょう。
レンジ出力は、500Wか600Wで!
ついでに加熱時間は、100gゆでる場合なら、
600Wの場合は、パッケージに表示のゆで時間にプラス4分、
500Wの場合は、パッケージに表示のゆで時間にプラス5分です。
一度に大人数分作らない
レンジでパスタをゆでるのに、失敗しないためには、
欲張らずに一人前ずつ作ること。
一度に4人前分作れる専用容器も売ってはいますが、
専用容器を使っても、失敗しやすいです。
レンジでパスタをゆでる場合は、必ず一人前分。
それ以上の量をゆでたい場合は、もうあきらめてお鍋を使ってゆでた方がおいしくできますよ。
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