電子レンジでパスタをゆがけば、簡単、かつ時短でできてとっても便利。
しかし、意外に多いのが吹きこぼれて、レンジの中が水浸しになる問題。
後片付けを思うと、かなり厄介です。
でも、コツさえわかれば、吹きこぼさずできますよ。
目次
レンジでパスタ|吹きこぼれない4つのポイント
コツさえ守れば、吹きこぼさずにレンジでパスタをゆがけますよ。
ここで紹介するコツをぜひ実践してみてください。
深めの容器を使う
容器は必ず深めのものを使うようにしましょう。
底が浅い容器では、水を少なめに入れたとしても、すぐに満杯になるので、こぼれやすくなります。
100円ショップで売っているレンジでパスタ用の容器なら、問題ありませんが、
家の食器を使う場合は、しっかり深さのあるものを使いましょう。
水を入れすぎない
水が多すぎると、その分吹きこぼれやすくなります。
水は400~500ccくらい入れるのが目安ですが、
100円ショップで売っている容器など、専用の容器の場合は、
水を入れる目安の線が入っているものもあるので、確認してみてください。
一方、水が少なすぎるのもよくありません。
パスタ同士がくっついてしまう原因にもなります。
油を加える
さらに、オリーブオイルを大さじ2分の1ほど入れておくとよいでしょう。
鍋を使ってパスタをゆでるときもそうですが、
油を入れると、吹きこぼれの原因となる物質が乳化されるため、吹きこぼれにくくなります。
フタやラップをしない
基本的に、容器のフタやサランラップはせずに電子レンジへ入れましょう。
フタやサランラップをして加熱することが、吹きこぼれの原因になることもあります。
ただし、専用容器を使う場合、容器にふたに穴が開いているものであれば、
ふたをしたまま加熱することもあります。
一度使用方法を確認してから使うようにしましょう。
レンジでパスタ|なぜ吹きこぼれるのか
では、レンジで加熱すると、なぜパスタは吹きこぼれてしまうのでしょうか。
鍋でゆでるのであれ、レンジで加熱するのであれ、パスタが吹きこぼれる原因は、
パスタに含まれるサポニンという物質のせいです。
サポニンとは、洗剤のように、泡立ちやすい性質があり、加熱によって水に振動が加わることで、水が泡立ち、吹きこぼれてしまうのです。
レンジでパスタ|おいしくゆでるコツ
吹きこぼれ防止のコツのついでに、おいしくゆでるコツも知っておきましょう。
加熱時間の目安
加熱時間はパスタのおいしさを左右するポイントです。
レンジを使ってパスタをゆでる場合の目安も知っておきましょう。
【100g(1人分)の場合】
・600W…プラス4分
・500W…プラス5分
【150g(1.5人分)の場合】
・600W…プラス5分
・500W…プラス6分
塩はひとつまみ
塩はひとつまみほどが目安です。
しかし、市販のパスタソースを使うなら、ソースに十分塩分が含まれていますので、
塩は入れなくても味はしっかりしているでしょう。
健康のためにも、入れない方がよいかもしれませんね。
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