水分の多いスイカは確かに暑い夏には食べやすいですね。夏といえばスイカ!という方も少なくないと思います。
でも、スイカはその水分量の多さゆえに一緒に食べない方がいい食べ合わせの食べ物があります。特に胃腸の弱い方はご用心。
ただでさえ暑くて辛い夏。さらなる不調を起こさないためにもスイカの食べ合わせ、食べ合わせによって胃腸が悪くなったときに効く食べ物について解説いたします。
目次
スイカと食べ合わせNGはてんぷら!胃腸の弱い人は要注意
スイカと一緒に食べない方がよいとされるのは、てんぷらなど脂っこいもの。
脂っこい食べ物はただでさえ、消化するのに胃腸に負担がかかります。
てんぷらを食べた後に、水分の多いスイカを食べると胃酸を薄めてしまい、消化を妨げ、胃腸への負担がさらに大きくなってしまう、というのがその理由です。
てんぷらの他に、うなぎも一緒に食べない方がよいとよく言われていますが、この理屈でいくと焼肉や揚げ物などもスイカと一緒に取らない方がよいことになりますね。
しかし、元々胃腸が強く、スイカとてんぷらやうなぎを一緒に食べても全く何ともないと言われる方も、少なからずいらっしゃいます。
ですが、やはり昔からNGと言われている食べ合わせ。元々胃腸の弱い方や胃腸の調子が良くない方は、胃腸への負担がかかりやすい組み合わせであることを踏まえ、用心した方がよいでしょう。
ちなみにうなぎの食べ合わせについては下記の記事で詳しく紹介しております。
うなぎと梅干しの食べ合わせは問題なし!悪いとされるのはスイカ
スイカと脂っこいものの食べ合わせに効く?!食べ物
天ぷらやうなぎや焼肉など、脂っこいものをがっつり食べた後にスイカを食べたら、胃腸に来てしまったという方には、昔から胃腸によいという食べ物を摂ってみてはいかがでしょう。
スイカと脂っこいものの食べ合わせに効くもの①大根
祖母に胃が悪いと泣きつけば、食べるよう勧められるのは大根おろしでした。
大根は、昔から胃腸の消化を助けると言われていて、大根おろしを食べると、胃がすっきりします。
大根を拍子切りにした大根サラダや、大根の煮着けなども胃腸に優しいですが、気持ち悪いのを治したいときは、大根おろしが一番であるように経験上思います。
スイカと脂っこいものの食べ合わせに効くもの②梅干し
胃腸がつらいときに、祖母が食べたらよいと教えてくれたものがもう一つあります。
それは梅干しです。
祖母曰く、梅干しは「出さなあかんもんは出してくれて、大丈夫なときはしんどいのを治めてくれる」そうで、胃腸が悪いときはテキメンです。
丸ごと食べてもいいですが、つぶした梅干しに番茶を注いで、しょうゆを少し垂らした梅しょう番茶にして飲んでもいいです。
梅しょう番茶の作り方については下記の記事で詳しく紹介しています。
疲れてるときは甘いものより梅しょう番茶!その理由と作り方を解説
私は、胃腸が悪いときは祖母直伝の梅湯を飲みます。
梅湯とは、つぶした梅干しに白湯を注いだだけのもの。
この梅湯に、私は何度、胃腸の不調を治してもらったかわかりません。
みなさまもぜひ胃腸の悪いときは大根おろしか梅干しを試してみてくださいね。
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