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卵の殻のザラザラはたんぱく質で食べても問題なし!役割なども解説

スーパーなどで売っている卵ではほとんど見かけることはありませんが

養鶏場から直接生みたての卵を買うと、殻がザラザラしていることがあります。

このザラザラは何なの?食べても問題のない卵なの?と気になっている人もいるかもしれません。

この記事では卵の殻のザラザラの正体や、その役割について解説します。

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卵の殻がザラザラした部分は何?

卵の殻のザラザラって一体何なのでしょう?

何のためにあるのでしょうか?

卵の殻のザラザラはクチクラ層

卵、ザラザラ

卵の殻のザラザラは「クチクラ層」と呼ばれる、薄いたんぱく質の膜です。

クチクラは「Cuticle」と書き、いわゆるキューティクルにあたるもの。

ツヤツヤの髪の表面を覆う、アレです。

もちろん、体にとって有害なものではないので、殻にザラザラがある卵を食べても問題ありません。

卵の殻のザラザラの役割は?

卵、ザラザラ

卵のザラザラ、すなわちクチクラ層は、無駄にあるわけではありません。

役割があって、殻についています。

その役割とは卵の内部に細菌が侵入するのを防ぐこと。

殻にザラザラのある卵は、食べられるどころか、むしろ安心して食べることができるのです。

市販の卵にザラザラがない理由

卵、ザラザラ

ザラザラの役割は卵の内部に細菌が侵入を防いでくれる良いものであるにもかかわらず

なぜ、スーパーなどで流通している卵にはザラザラがなく、ツルツルしているのでしょう?

それは採れた卵が出荷されるまでに、洗浄・乾燥されているから。

ザラザラは簡単に取れてしまうものなので、洗浄されることでツルツルになってしまうのです。

でも、ザラザラの役割は細菌の侵入を防ぐことでした。

そのザラザラを取ってしまうと、卵の安全性が怪しくなるのでは…?と思うかもしれませんが、

そこはもちろん大丈夫!

次亜塩素酸ナトリウムなどで、きちんと殺菌消毒の上、出荷されるので

殻がツルツルしていても安心して食べられるのです。

昔は卵の殻のザラザラは新鮮な証だった

卵、ザラザラ

昔は、この卵の殻のザラザラは卵の鮮度を見極める基準でもありました。

というのも、このザラザラは先述のとおり、比較的簡単に取れていってしまうもの。

流通されている間にこすれると、ザラザラはどんどん取れて行ってしまいます。

ということは、殻にザラザラがないということは、流通機関が長く、生まれてから時間が経っている。

と判断できる、というわけです。

また、昔は卵は今のようなパック売りはされておらず、

もみ殻を敷き詰めた箱に一つずつ立てて、ばら売りにされていたそう。

きっと一つずつ手にとって、ザラザラ具合を確認しながら新鮮な卵を選んで買っていたのでしょうね。

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殻の内側に黒いツブツブのある卵は食べてはダメ

卵、ザラザラ

殻の内側に黒いツブツブがある場合は食べてはいけません!

黒い点の正体はカビである可能性が高いからです。

食べずに廃棄するようにしましょう。

卵の殻の内側に黒いツブツブがある場合については、下記の記事で詳しく紹介しています。

もしも該当する場合は、こちらも併せてご覧ください。

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