イースターを卵で祝う理由|卵とキリスト復活との関係を解説

  • 2020年1月12日
  • 2020年1月12日
  • 年中行事
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最近、急に日本でも盛り上がりを見せている「イースター」。お菓子屋の店頭でカラフルな卵型のチョコレートを見かけるたび、お菓子屋の策略にはのるまい、という自制心と、かわいいしちょっとほしいという欲望の間で苦しむ私です。

だって、そもそもイースターって何ですか?なんで卵なんですか??そんな得体の知れない欧米からきたイベントに乗っかるなんて!

そんな謎の意固地ともいえる、自分の意地のために調べました。

イースターとはキリストの復活を祝う春のお祭り。卵は誕生を象徴するもの。キリストの復活=再誕生と結び付けて、イースターのお祝いの飾りつけに用いられるようになりました。卵が関連付けられた理由については諸説ありますが、いずれにしても聖書の中で、キリスト復活の場面に卵が出てくるわけではなく、その意味でキリストとの直接の関係があるわけではありません。後になって教会がイースターのシンボルとするようになった、というわけです。

詳しくみてみましょう。

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誕生のシンボル、卵とキリストの再誕生を結び付け

イースターは、十字架にかけられて亡くなったキリストが復活したことをお祝いするお祭りです。春分の後の、最初の満月の、次の日曜日がイースターとされ、キリスト教が信仰されている国では、クリスマスよりも大切な日として祝われています。

そんなイースターに欠かせないシンボルが卵。ご存じのとおり、殻を破ってヒナ、つまり新しい命が誕生するのが卵です。信者たちは、キリストがお墓からよみがえって、新しいいのちになって復活する、というイメージを卵からヒナが誕生する様子を重ねて、卵をイース―ターのシンボルとした、と考えられています。

◎マメ知識
イースターをお祝いする国では、子供たちは卵に絵を描いたり、ペイントして作ったイースターエッグを飾って楽しみます。クリスマスにクリスマスツリーを飾るのと同じですね。
また、イースターには、子供たちはエッグハントといって庭に隠されたイースターエッグを探すゲームをしたりして遊びます。アメリカのホワイトハウスでは、毎年に、「イースターエッグロール」というスプーンで卵を転がすゲームが子供たちのために開催されます。

卵を借金の支払いにあてており、支払期日がキリスト復活日だった説もある

今では簡単に手に入る卵ですが、昔は卵はいつでも食べられるものではありませんでした。今の鶏がいつでも卵を産むのは、品種改良を重ねた結果であり、昔は、春にしか卵をたくさん産んでくれなかったのです。卵は貴重な食材だったのですね。

そんな貴重品ともいえる卵は、借金の利息の支払いにあてられることもありました。その支払日がイースターの日だったということで、イースターのお祝いに卵が用いられるようになったという説もあります。

…なんだかなぁ。なんか高利貸しの悪いおじさんが、貧しい人々から巻き上げた卵で作られた贅沢料理に囲まれて喜んでいる図を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。

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卵はキリスト復活と直接関係があるわけではない

これまで見てきたとおり、卵がイースターのシンボルとなった由来については諸説ありますが、聖書の中のキリスト復活の場面において、卵が出てくることはありません。そういう意味で、イースターと卵に直接の関係があるわけではないのです。

聖書に出てくるわけではないけれど、後になって、信者たちが、新しい生命の誕生を象徴する卵とキリストの再誕生を結び付けた。また、当時、卵は貴重品で、いつもは手に入らないものだけど、イースターを迎える春の時期には手に入るものだった、そのためイースターのお祝いに用いられるようになった。というのが、一般的に考えられている由来のようです。

聖書に出てこないけど、何かめでたいし春に食べられる嬉しいものだから関連付けてしまえ。キリスト復活嬉しいー!春が来て嬉しいー!みんな、祭りだー!そんな感じがイースターでイースターエッグってとこでしょうか。

なので、私たち日本人も、よくわからんけど、めでたいー!春は楽しいー!なノリでカラフルな卵型のチョコを買ってしまって正解なのかもしれません。そして、結局、お菓子屋の策略にのせられるのです。

…でもまあいいじゃないか!春は嬉しいし、めでたいのだから!

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