寒い季節にめんどくさいのは暖房器具への灯油補給。
さらにこぼした日には、臭いもするし、もうサイテー。
でも、灯油の掃除って家にあるもので、意外と簡単にできるんですよ。
しかも灯油のあの嫌な臭いも残りません。
さっそくその方法をご紹介しましょう。
灯油をこぼしたときの小麦粉を使った掃除方法は動画でも
2分ほどの動画にまとめてます。
お急ぎの方はこちらをごらんください。
灯油をこぼしたら新聞紙で拭き、小麦粉をまく!仕上げはみかんの皮で
灯油をこぼしたら、適当に拭くと、何だか心配だし、何より臭いが残ります。
でも、小麦粉を使えば、きれいに臭いごと取り除けますよ。
灯油をこぼしたら新聞紙・小麦粉・みかんの皮を準備!
用意するものは大体どこのご家庭にもあるもの。
新聞紙、小麦粉、みかんの皮か住居用洗剤です。
こぼした灯油は小麦粉を使って除去&みかんの皮で消臭!
では、早速始めましょう!
こちらはこぼした直後の様子。
暖房器具の灯油タンクからポンプを取り出したところ、ポンプの先がまさかの動きをして飛び散りました…
①新聞紙、又は古い布でこぼした灯油を軽くふき取る
こぼした灯油は新聞紙か古布でふき取ります。
ふき取った新聞紙は、念のため湿らせた新聞紙にくるんで捨てると安心です。
②小麦粉を灯油をこぼしたところへふりかける
こぼしたところへ小麦粉をふりかけます。
これは、ちょっとかけすぎの図です。
この写真の上部くらいの量で大丈夫。
③5分待つ
小麦粉をかけたら、小麦粉に灯油を吸わせるため、そのまま5分放置。
④ほうきでこぼした灯油を吸った小麦粉を除く
5分ほどおいて、小麦粉にしっかりこぼした灯油を吸収させたら、ほうきで掃いて小麦粉を取り除きます。
ほうきだけでは、小麦粉が残ってしまうので、掃除機をかけておくとよりすっきり。
しかしそれでも目地の部分が取り切れなったので、今回はさらに雑巾で拭きました。
雑巾で拭いた後の様子です。
灯油をこぼした跡はすっかりなくなりきれいになりました。
めんどくさければ最初からほうきではなく、掃除機を使ってもよいです。
⑤こぼした灯油の臭いはみかんの皮で拭くか住居用洗剤を使って拭きとる
臭いがする場合は放っておいても、灯油は揮発性の高い(気体になりやすい)液体なので、そのうち臭いは取れます。
しかし、すぐ取りたい場合や、気になる場合は、みかんの皮か、住宅用洗剤を吹きかけて、雑巾などでふき取るとよいです。
灯油を使う寒い時期にはみかんがお家にあることも多いですよね。
みかんの皮で拭くと、みかんの皮に微量に含まれている油分が、灯油の嫌な臭いを取り除いてくれます。
このあと、再び床に鼻を近づけて嗅いでみましたが、きれいに臭いは消えていました。
みかんがなければ住宅用洗剤でもOKです。
今回、床にこぼした場合の紹介になりましたが、ベランダであろうと畳であろうと同じ方法で掃除できます。
灯油を車にこぼした場合も小麦粉!洗剤類でしっかり落とす!
車の中で灯油をこぼしてしまった場合も、基本的に上でご紹介した家の中でこぼした場合と同じ手順でOKですが、布地にしみこみ、臭いがこもりやすいので洗剤等を使ってしっかり落とす必要があります。
車に灯油をこぼしてしまった場合については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひご参照ください。
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灯油を玄関でこぼしたときも小麦粉で掃除!
玄関で灯油をこぼしてしまったときも、室内でこぼしてしまったときと同様に小麦粉を使って掃除します。
下記の記事では大量にこぼしてしまったときの注意点なども合わせて解説しておりますので、ご参照ください。
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灯油を外でこぼしたときは土をかぶせて対処
灯油をお庭など外でこぼしたときは、拭き取れるだけ拭き取ったら、土をかぶせておきましょう。
外で灯油をこぼしてしまった場合の対処法については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
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灯油をこぼしてしまったときは、ぜひお試しくださいね!
手についたこぼした灯油の臭いは食用油&ハンドソープで消臭
灯油を扱うとありがちなのが、手に灯油がついてしまうこと。手につくといつまで経っても臭いが取れず、非常にやっかいです。灯油の臭いは、食用油&ハンドソープですっきり取れます!洗い方も簡単!
- 食用油をついてしまった個所に塗る
- ハンドソープをその上からつける
- 洗い流す
これですっきりきれいに取れますよ。
こぼした灯油が服についたら、乾かして臭いを飛ばして普通に洗濯
こぼした灯油を片付けていたら服についてしまった!
それがお気に入りのものであれば大ショック!
そんなときは慌てて水で流したりしないで、まず風に当てて乾かします。
灯油は揮発性の強い液体なので、乾かしておけば臭いは飛んでいくのです。
乾いて、灯油の臭いがなくなったら、普通に洗濯すればOK。
意外に簡単ですね!
こぼした灯油はどれくらいの温度で気化するのか
こぼした灯油が気化して引火したりしないものなのか、ちょっと心配になりますよね。
灯油は揮発油という気化する油の一種ではありますが、ガソリンほど揮発性は高くなく、自然発火点は220度、引火するのに十分な量の灯油が気化する温度は40度とされています。
そのため、冬に室内で灯油をこぼしたとしても、引火を恐れるほどの量が気化することはまずないです。
冬の場合は、引火の心配はまずないと思われますが、灯油をこぼすと臭いがきついですし、できるだけきれいに取り除くに越したことはないですね。