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灯油を車にこぼしたときの掃除法|家にあるもので何とかする!

寒くなると、車でホームセンター等に灯油を買いに行くという方も多いのではないでしょうか。

灯油タンクは重いし、車で買いに行けるのはとても便利でありがたいことですが、ポリタンクの蓋がゆるんでいたり、ポリタンクにひび割れなどがあったりして、車内に灯油がこぼれたら最悪です!

臭いもひどいし、どうすればいいの?!

車に灯油をこぼしてしまった場合、大量にこぼしたのでなければ、家にあるもので何とかなることも多いです。

この記事では、車に灯油をこぼした場合の対処法について解説します。

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車に灯油をこぼしたときの掃除の仕方

車に灯油をこぼしてしまったとき、その掃除は家にあるものでできます。

用意するもの

用意するものは以下のとおり。

掃除手順

こぼした灯油の対処はスピードが大事!早速掃除を始めましょう!

①新聞紙などで拭き取る

まずは、こぼしてしまった灯油をふき取れるだけ拭き取ります。

新聞紙、キッチンペーパー、古布など捨てられるものを使って拭き取りましょう。

このとき、ごしごしこすっては、灯油がしみこんでいってしまうので逆効果。必ず吸い取るように拭きましょう

灯油を吸い取らせた新聞紙などは、濡らした新聞紙やキッチンペーパーなどにくるんで捨てると安心です。

②小麦粉をかける

小麦粉又は重曹を灯油をこぼした箇所全体にかけて、灯油を吸い取らせます。

小麦粉や重曹の代わりに粉洗剤でもよいです。

③しばらく待って取り除く

しばらく放置して、小麦粉などが湿っぽくなり、しっかり灯油を吸い込んでくれたのを確認したら、掃除機で吸い取りましょう。

④薄めた洗剤をたたきこむ

続いて、染み込んだ灯油を中和して浮かせるために、食器洗い洗剤などの中性洗剤か、洗濯用洗剤などアルカリ洗剤を使います。

雑巾などに洗剤を薄めた水をつけて、こぼした箇所にたたきこんでいきます。

⑤濡らした雑巾で拭き取る

水で濡らした雑巾で、洗剤をたたきこんだ箇所をふき取ります。

④と⑤を臭いが取れるまで繰り返します。

⑥それでもだめならアルコール除菌剤を

中性洗剤やアルカリ性洗剤を使えば、灯油の臭いが取れることも多いですが、それでもだめならアルコールの出番です。灯油はアルコールによく溶けます。

アルコール除菌剤などを雑巾などにつけて、灯油をこぼした部分にたたきこみます。

今度こそマシになるのではないでしょうか。

車に灯油をこぼした!臭いを消すには

灯油をこぼすとやっかいなのは臭い!特に車は狭い空間なうえ、臭いがこもりやすいので、しっかり臭いを消しておく必要があります。

車に灯油をこぼしたときの消臭対策①換気をしっかり

灯油は臭いは強烈ですが、揮発性が高く、しばらく換気しておくと自然に臭いは消えていきます。

できるだけ換気して、しっかり臭いを飛ばしましょう。

車に灯油をこぼしたときの消臭対策②茶殻をまいておく

時間がなくて、とても換気をしていられないときに頼りになるのは自然の消臭剤。

消臭効果のあるお茶殻を灯油をこぼした箇所にまいて、しばらく置いておけば、お茶殻が臭いを吸収してくれます。

お茶殻がなければ、コーヒーかすでも脱臭してくれます。

車に灯油をこぼしたときの消臭対策③灯油専用消臭グッズを使う

最近では灯油専用の消臭グッズもあります。

灯油の活躍する冬場はこういった消臭グッズを常備しておくのも安心ですね。



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車に大量の灯油をこぼしてしまったら

車に大量に灯油をこぼしてしまって、シートなどに深くしみこんでしまったらどうしたらいいのでしょう。

車に灯油を大量にこぼしたときシートなどの取り外しは注意

車に灯油をこぼした箇所が簡単に外して洗える箇所ならいいですが、シートなどにこぼしてしまった場合は、取り外しはやめた方が無難です。

というのも、車のシートにはセンサーなど様々なものが装備されていることが多いので、素人が下手に取り外すのは危険だからです。

車に灯油を大量にこぼしてしまったらプロに頼むのもテ

車に灯油を大量にこぼしてしまった場合も、上でご紹介した、小麦粉や洗剤などを使って取り除くことはできなくはないですが、深く染み込んでしまう分、時間はずっとかかります。

特に臭いは長時間続く可能性が高いです。

そんなときは、いっそプロの手を借りてみるのがおすすめです。

お店や時期にもよりますが、1週間~1ヶ月で、数万円で対応してくれるところが多いようです。

痛い出費かもしれませんが、プロに頼めば間違いありません。

思い切ってお願いしてみるのもいいのではないでしょうか。

車にこぼした灯油の引火の危険性は?

車に灯油をこぼしてしまったとき、心配になるのが灯油に引火しないか。

幸い灯油の引火点は40度以上なので、静電気程度では引火しませんし、冬場に自然に引火してしまう可能性は極めて低いです。

気を付けなればならないのはタバコの火。

灯油をこぼしたところで、うっかり火をつけてしまうと車両火災を引き起こすこともあります。

灯油をこぼしてしまったところでは、絶対にタバコに火をつけないように気を付けましょう。

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車内に灯油をこぼさないためのお役立ちグッズ

以上、車に灯油をこぼしたときの対処法をご紹介してきましたが、そもそも車に灯油をこぼさないようにしっかりと対策をしておけば安心です。

ここでは、車内に灯油をこぼさないためのお役立ちグッズをご紹介いたします。

車に灯油をこぼさないためのお役立ちグッズ①ポリタンクトレー

車に灯油ポリタンクを直に置くのではなく、こぼれても平気なものの上に置いておくと安心ですね。

ポリタンク専用のトレーなら深さもあるので、万が一かなりの量をこぼしてしまっても大丈夫です。


車に灯油をこぼさないためのお役立ちグッズ②吸収シート

ポリタンクトレーは持っていくのに手間だし、かさばるし、ちょっと…という方には、灯油吸収シートがおすすめ。

灯油専用のものなら、灯油がこぼれても下に浸透してしまうのを防いでくれる加工がしてあるので安心です。

また、使い捨てなので、こぼれた灯油で汚れてしまったら、取り換えればいいだけというのも便利!


車に灯油をこぼさないためのお役立ちグッズ③ワイドタイプのポリタンク

より安定するワイドタイプのポリタンクを選べば倒れにくく、万が一蓋がゆるんでいても、ポリタンクが倒れて大量に灯油をこぼしてしまう事態は避けることができます。


車から運ぶ途中で灯油をこぼした場合

最後に、車から灯油をお家に運ぶ途中で、屋外に灯油をこぼしてしまった場合についてご紹介します。

車から運ぶ途中でコンクリートにこぼした場合

灯油をコンクリートにこぼしたまま放っておくと、シミになってしまうことがあるので、灯油がしみこんでしまう前に、できるだけ早急にふき取ること!

新聞紙やキッチンペーパーなどで拭き取れるだけ拭き取ったら、小麦粉や重曹を振りかけて残った灯油を吸い取らせましょう。

コンクリートに灯油のシミができてしまったときの対処法については、下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、ご参照ください。

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車から運ぶ途中でアスファルトにこぼした場合

アスファルトに灯油をこぼしたままにしておくと、なんとアスファルトは溶けます!

溶けてしまう前にこぼした灯油を可及的速やかに新聞紙やキッチンペーパーなどで拭き取ること!

拭き取れるだけ拭き取って、灯油を取り除いたら、残った灯油は土をかけて吸い取らせます。

車から運ぶ途中で土の上にこぼした場合

お庭など土の上にこぼしてしまった場合も、拭き取れるだけ灯油をふき取ったら、土をかけて対処します。

土にしみこんだ灯油は、やがて自然の働きで土に返ってくれるんですね。

お庭など外でこぼした場合の対処法については下記の記事で詳しく紹介しています。ご参照ください。

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