暑くなるとうなぎが美味しいですね。
しかし、胃腸が弱すぎる私は、うな丼の完食がキツイこともしばしば。
辛くなったら梅干しで味変!美味しく食べていると、「それ食べ合わせやで」と母。
びびりましたが、全く異変は起こらず…どういうことでしょう?
うなぎと梅干しは昔から食べ合わせが悪いとされているようですが、実は医学的に全く問題ないそう。
現に、私もしょっちゅうこの組み合わせで食べていますが、全く問題ありません。
本当に食べ合わせが悪いとされるのはスイカです。
この記事では、昔から食べ合わせが悪いとされてきたのに、うなぎと梅干しを一緒に食べてもなぜ大丈夫なのか。また、うなぎと食べ合わせが悪いとされるスイカはなぜ悪いのかを解説しています。
うなぎと梅干しは食べ合わせではない!医学的にも問題なし!
うなぎと梅干しは、食べ合わせではありません。
このことは医学的にも正しいとされています。
うなぎと梅干しの食べ合わせはむしろよい
うなぎ・梅干しコンビは、医学的にはむしろよいとされています。
酸性食品の梅干しを食べることで、胃酸を濃くし、脂肪分の多いうなぎの消化を助けるというのがその理由です。
この理屈だと、胃腸が弱い人はむしろ積極的に梅干しと一緒に食べた方が、胃への負担は軽くなりそうですね。
なぜうなぎと梅干しは食べ合わせだと言われてきたのか
なぜ昔からこの食べ合わせは悪いとされるのでしょうか。その理由は定かではないようですが、以下のような説があります。
①食べすぎ防止のため
梅干しを加えるとさっぱりした味わいになり、食が進みます。
また、胃も重くなりづらいのでますます食べやすくなります。
うなぎは昔から高価な食材であったため、食べすぎは家計的に困るということですね。
②栄養が消えるとされたため
せっかくのうなぎの油が、梅干しのさっぱりさで、味だけでなく、体内でも相殺されるのではと考えた模様。わかるようなわからんような…
③食中毒予防のため
賞味期限や消費期限などない時代、人々は、臭いや味といった自身の感覚で腐ってないかどうかを判断していました。
うなぎが腐っていても、梅干しの酸っぱさのせいでわからなくなるので一緒に食べてはいけないとされた、とも考えられています。
日本では、うなぎはなんと縄文時代から食べられていたことが確認されています。
奈良時代には万葉集にも登場。
かば焼きにして食べられ始めたのは室町時代からですが、この頃は塩や酢味噌で食べられていたそうです。
現在のようなかば焼きは、江戸時代の天保年間から。日本人は随分昔からうなぎを食べていたのですね。
うなぎと食べ合わせが悪いのはスイカ|胃腸が悪いときは注意
うなぎと食べ合わせが悪いとされているのは、スイカです。
脂っこいうなぎを食べたあとに、水分量の多いスイカを食べると、胃液が薄まり、消化の妨げになってしまうというのがその理由。
実際には、ウナギを食べた後にスイカを食べても何の問題もなかったという人も多く、元々胃腸の弱い人や、弱っている人は注意した方がよいという組み合わせです。
てんぷらも同様の理由で、スイカとは食べ合わせが悪いとされています。
スイカとの食べ合わせについては、下記の記事で詳しく解説しています。
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