テーブルマナーの基本|フォークとナイフ・ナプキンの扱い方を解説

中学(公立)のときの修学旅行のメインイベントはフランス料理のフルコースを頂くことでした。なぜ、長野県でフランス料理なのか…特に地元の野菜を使った料理が出てくることもなく、ものすごい違和感だけが残りました。

先生方によるとその趣旨は、中学3年生なんだし、そろそろマナーくらい身につけなさいよということのようでした。確かに普段あまり食べないコース料理は緊張します。目の前にたくさんのフォークやナイフといったカトラリーを並べられると迫力すら感じます。

でも、何事も基本さえ押さえれば恐るるに足らないもの。本日はテーブルマナーの基本、フォーク・ナイフ・ナプキンの使い方の基本について解説いたします。

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洋食マナーの基本|まずはナイフとフォークの扱いを押さえよう

洋食マナーの基本

  • 音を立てない
  • カトラリーは外側から順に使う
  • ナイフとフォークを「ハ」の字に置くと食事途中、揃えて置くと食事終了の合図

音を立てない

まず、洋食のマナーにおける大前提は、音をたてないこと。フォークとナイフがお皿にあたって、カチャカチャ音をさせるのはお行儀が悪いとされます。

そうはいっても、アスパラなど固い野菜を切るときなど、ついつい力が入ってしまって、予期せずカシャーンと大きな音を立ててしまいそう。そんな恥ずかしい事態を防ぐために、フォークとナイフの持ち方にコツがあります。ナイフもフォークも力を入れるのは薬指と小指。この持ち方だと、人差し指の力が抜け、固いものでもすっと切ることができます。

カトラリーは外側から

また、フォークやナイフといったカトラリーは、お皿を中心に左側にフォーク、右側にナイフやスプーンがセットされています。オードブル用、魚用、肉用とお料理が出てくる順に、外側から並んでいるので、外側から順に使っていきます。お皿の上側に置かれているのはデザート用です。こちらも外側から順に使います。

もし、順番を間違ってしまってカトラリーが足りなくなっても、焦らなくて大丈夫。ウェイターさんに補充してもらえますので、気にせず優雅に食事を楽しみましょう。

ナイフとフォークの置き方

ナイフとフォークの置き方にもルールがあり、ウェイターさんへのメッセージになります。

お皿の上に「ハ」の字になるように置くと、

「まだ食べている途中です」ということを表しますし、

ナイフとフォークをそろえて、お皿の右端に置いておくと

「食べ終わりました。お皿を下げて頂いて結構です」というメッセージになります。ナイフレストがある場合は、食べ終わったらナイフとフォークをナイフレストに戻すのが正解です。

正しく使えればスマートな印象!ナプキンの基本の使い方

ナプキンも、普段使わないものなので、緊張するものですが、難しいことはなく、知っておくべきはこれだけです。

ナプキンの使い方の基本

  • 用意されたナプキンは必ず使う
  • 広げるタイミングは食前酒やオードブルなど最初のお料理が運ばれてくるときがベスト
  • 使い方は、二つ折にして、折り目を手前にして膝の上
  • 口元や手の汚れを拭くときは内側で
  • 食事中、席を立つときは、軽くたたんで椅子の上や背もたれに
  • 食事が終わって、席を立つときは、軽くたたんで自分の席の左側に

用意されたナプキンは必ず使う

ナプキンがテーブルに置かれていたら必ず使うこと。白いナプキンを汚すのは気が引ける……と、たまに自分のハンカチを使う方がいますが、これはマナー違反。「汚いから使いたくないです」というメッセージに受け取られてしまいます。

ナプキンを広げるタイミング

ナプキンを広げるタイミングは、食前酒やオードブルが運ばれてくるときがベスト。あまり早く広げては、お料理をまだかまだかと待っているようですし、お料理が来てから、あわてて広げるのも恰好の良いものではありません。上席の人、目上の方が広げるタイミングに合わせるのも無難です。

ナプキンの使い方

ナプキンは、二つ折りにして、折り目を手前にしてひざにのせます。少し覚えにくいかもしれませんが、丸い方が手前、鋭角を自分に向けないというイメージで覚えておきましょう。

汚れを拭くときは内側で

そ口元や手が汚れたとき、二つ折りにしたナプキンの内側で拭くようにし、汚れた部分は他の人の目に触れないようにします。また、ナプキンを汚すのは悪いと、自分のハンカチ等で口元や手を拭くのもマナー違反。ナプキンは拭くためのものなので、口元や手を拭くときも必ず用意されたナプキンを使いましょう。

離席するときは椅子の上や背もたれに

食事の途中で席を立つときは、軽くたたんで、椅子の上に置いたり、背もたれに置きましょう。

食事が終わったら軽くたたんで自分の席の左側に

食事が終わって席を立つときは、軽くたたんでテーブルの上、自分の左側に置きます。このとき、あまりきちんとたたんでしまうと、「美味しくなかった」という意味になりますので、注意しましょう。

基本のナイフ・フォーク・ナプキンの使い方

  • カトラリーは音を立てないように、外側から順に使う
  • 用意されたナプキンは必ず使う
  • ナプキンは二つ折りで、使うときは内側を使う
  • 広げるタイミングは最初のお料理が運ばれたきたとき
  • 食事後は軽くたたんで左側に

中3の修学旅行で食べたフランス料理フルコースですが、マナーはともかくフルコースということでそれなりに楽しみにしていました。しかし、期待を裏切る味…そして、メインは長野オリンピックのスキージャンプ台を見に行くことだったと記憶していますが、雪のないジャンプ台見てもな…という、全体的に大変残念な修学旅行でした。でも今となってはそれも楽しい思い出です。

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