たまたま魚料理をいっしょに食べた人の、魚の食べ方が汚かった!
魚をきれいに食べられる方って、そういう人を見ると少なからず衝撃を覚えるもよう。
それも悪い方の印象を受けられるようです。
この記事の筆者は、ぶっちゃけ魚の食べ方は汚い!胸を張っていえることじゃないですが、汚いです。
でもね、今回、この記事を書くのに、魚の食べ方が汚い人ってどう思われるのか調べましたけど、そこまでけなさんでも…とも思うわけです。(自分がきれいに食べられないから)
そこで、今回は、魚の食べ方が汚いとどんな悪口を言われるのかということから、
魚の食べ方が汚い人は実際悪口どおりの人なのか?なぜきれいに食べられないのか?などについて紹介してみます。
魚の食べ方が汚いとこう見える?!
魚を美しく平らげる方々から見ると、我々、魚の食べ方が汚い人間は、主に次のような見方をされるようです。
育ちが悪い
今回、調べた中で、最も目立ったのが「育ちが悪そう」というお声。
親から魚の食べ方について教えてもらってないのか?!しつけを受けていないのか?!と見られるようです…
下品、雑な性格
我々魚の食べ方へたくそ人間たちが魚を食べたあとの残骸たるやひどいもの…
それは我々も自覚していますよね。間違ってもきれいじゃないです。いや、むしろ汚いです。
そのため、下品な人であるとか、雑な性格であるように見られるようです…
まあ。あの残骸を思うと仕方ないのかな…
魚の食べ方が汚い人は実際どうなのか
では、魚の食べ方が汚い人って、実際どうなんでしょう?
魚をきれいに食べられる方々が抱いている印象どおりの人間なのでしょうか?
育ちが悪いとも限らない
魚の食べ方が汚いからって、しつけのされていない育ちの悪い人間とも限りません。
というのも、マナーを重視されるような高級店では、お魚が丸ごと一匹出てくるようなことってあまりないからです。
魚をきれいに食べられなくても、あまり困らないため、あまり厳しく指導されなかった可能性もあります。
雑というわけでもない
魚の食べ方が汚い人の、あの魚の食べ終わりの様子を思うと、汚い人と思われても仕方ないかもしれませんが、
その人の性格を雑とか下品とか決めつけてしまうのは、少々行き過ぎのように思います。
というのも、普段は決して几帳面ではない、むしろ雑という性格だけど、魚の食べ方だけが嫌にきれいな人、というのもちょこちょこお見掛けしたことがあるからです(笑)
結論:魚の食べ方が全てじゃない!
ということで、魚の食べ方で全てを決めないで!と、魚の食べ方が汚い人代表としては、主張したいところです(笑)
確かに、他人と食事をするなら、お互い不快な思いをしないためにも、できるだけマナーを守ってきれいに食べる努力はすべきです。
魚をきれいに食べられないなら、きれいに食べる努力をすべきでしょう。
でも、魚の食べ方が汚いからって、こいつはダメだって決めつけないで~~(泣)
一緒に食べる人に恥をかかせないよう、できるだけあなたの前では魚は丸ごと食べないようにしますから!
なので、そんな人格全否定みたいなことはやめてほしいです。
我々だって、他に良いところがいっぱいあるんですからね!ちょっと魚の食べ方が汚いだけで…
魚の食べ方が汚い人は、なぜきれいに食べられないのか
さあ、ここからは言い訳です。
なぜ、我々、魚の食べ方が汚い人間は、そんな食べ方しかできないのか?
改めて理由を並べ立ててみました。
魚をまるごと食べる機会があまりない
最近、幼い頃に比べて、魚をまるごと食べる機会って減ったように思いませんか?
私の場合、魚をまるごと一匹食べるのは、秋に食べるさんまと、節分に食べるイワシくらいであるように思います。
思うに、都会では魚屋さんがなくなり、スーパーで買い物をするようになったからでしょうね。
スーパーでは基本的に切り身しか売ってませんから…
海の近くなど、海産物が豊富に取れる地域に住んでいない限り、なかなか魚をまるごと食べる機会はないため、
魚をきれいに食べる練習をする機会もないのではないかと想像します。
魚があまり好きじゃない
魚が大好きな人って、基本的に魚をきれいに食べられると思うんです。
でも、魚があまり好きじゃない人は、魚をあまりきれいに食べられないように思います。
少なくとも、私と私の周りはそうです。
最後まできれいに食べようという意識が足りないんだと思いますが、命を頂くわけですから、これは反省すべき点かもしれません。
もっと魚をリスペクトしないと!
また、魚をあまり好きじゃないために、食べる機会自体が少ない。
そのため、よけいに食べ方が上達しないという事情もありそうです。
魚のことをあまり知らない
魚があまり好きじゃないということにも通じるのかもしれませんが、
魚の構造をあまりよく知らないということも、上手に食べられない原因といえるかもしれません。
特に釣りをする方なんかは、自分で釣った魚を自分でさばくことで、魚の構造をよくご存じなのではないかと思うんです。
内臓がどこにあって、どの部分が食べられるのかを知っているために、きれいに食べられる。
一方、魚の構造をよく知らない我々は、まだ食べられる部分があるのに残してしまう…そのため、食べた後が汚い…
ということですね。
魚をきれいに食べるための鉄則
私、魚の食べ方が汚いんです!と開き直るのもよくありません。
魚をきれいに食べるためのコツを知って、少しでもきれいに食べられるよう努力をしましょう。
焼き魚をきれいに食べるための鉄則は以下の3つです。
鉄則1:頭から尾に向かって食べる
魚を食べるときは、いきなり真ん中から食べてはいけません。
頭の方から尾の方に向かって一方向に食べ進めるのが鉄則です。
あちこちほじってはいけませんよ。汚いですから。
鉄則2:ひっくり返さない
上の身を食べ終わったら、下の身を食べますが、
ここで気を付けたいのは、魚はひっくり返さないこと!
ついついやってしまいそうになりますが、ひっくり返さずに頂きましょう。
鉄則3:下の身は中骨をはがして食べる
ではひっくり返さずにどうやって下の身を食べるのかというと、中骨をはがすんです。
魚の頭を左手で押さえ、下の図のように中骨と下の身の間にお箸を入れて、中骨を持ち上げ、はずしましょう。
このとき、懐紙で魚の頭を抑えるとお上品です。
育ちが悪いなんて言わせません。
中骨を外せたら、下の身を頂きます。
もし、小骨を一緒に口に入れてしまった場合は、手で口元を隠しながら、お箸で小骨を取り出し、器の隅に置いておきましょう。
間違っても口から手で取らないで!汚いですから!
鉄則4:最後はきれいに固めておく
無事にきれいにお魚を頂くことができて、ほっと一安心……したいところですが、ちょっと待った!!
食べ終わったお皿をご覧ください。
もしかして……食べ散らかしてませんか?
はずした中骨はどこに置いてますか?頭は?小骨は?すだちは??散乱してませんか???
ちょっと想像してみればわかりますが、食べた後のものが、お皿のあちこちに散らばっているのは、なかなか見苦しいです。
食べ終わった後に残った、頭や骨は、お皿の片隅にできるだけ小さくまとめておきましょう。
中骨は、できれば二つにでも折っておくと、よりコンパクトになってきれいですし、
使い終わったすだちなどを、頭や骨の上にかぶせるように乗せておくのもよいです。
また、先ほども登場した懐紙を携帯していれば、懐紙を山折りにして、頭や骨の上にかぶせるように置いておくと、よりスマートです。
早い話が、汚いものはできるだけ隠せ!見せざるをえないなら、極力コンパクトに!ということですね。
魚をきれいに食べることは、できない者にとってはなかなか難しいものですが、食べ方のコツについての知識があるとないとでは大違いです。
知ってしまえば、知らないときと比べれば、格段にきれいに食べられるようになっているはずです。
あとは練習あるのみ!魚をきれいに食べられる素敵な大人を目指して頑張りましょう!
こちらの記事は、「看護のお仕事」という看護師さんの転職サイトの下記ページにてご紹介いただきました!
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