白い粉は概して人体によくない。
筋トレのトレーナーにそのように教えて頂いたせいもあり、うちはあまりお砂糖は使わず、代わりにはちみつを使うことが多いです。
そのため、久しぶりにお砂糖の入った容器を開けると…固まってます。それはもうがっちりと。
そんなときは、フォークでガリガリ削って、ときにムカつくあいつの顔を思い浮かべながら固まりにぶっ刺して、何とか固まりを解消するわけですが、
おばあちゃんたちはもっと穏やかにお砂糖をさらさらに戻す方法を知っています。
固まった砂糖をさらさらに戻すには食パン
固まった砂糖をさらさらな状態に戻すのに使うのは…食パンです!
やり方はとっても簡単。食パンをちぎって砂糖の中に放り込んでおくだけ。
こんなに傾けても落ちない砂糖に
食パンをちぎり入れ、ふたをして放置。
1時間も経たないうちにここまでさらさらに戻りました!
ちなみに取り出した食パンも食べました。砂糖がちょっとついて美味♥
砂糖が固まる理由・食パンでさらさらに戻る理由
砂糖が固まってしまうのは、砂糖に含まれていた水分が飛んでしまうせいです。
食パンを入れることで、食パンの水分が適度に砂糖に吸い取られるので、砂糖はさらさらの状態に戻ります。
食パンに水分があるということが大事なので、トーストした後の食パンだと効果は弱まってしまいます。
入れるのは生の食パンがよいですね。
今回は、砂糖の量が少なかったので、1時間もかからずにさらさらになりましたが、もっと大きな容器でたくさんの量を保存している方は、食パンを入れておく時間は5~6時間が目安です。
食パンを取り出し忘れないようにだけお気をつけくださいね。
袋に入った状態で固まった砂糖をさらさらに戻すには
袋に入った状態のまま長らくしまっていて固まってしまった!
そんなときは、夏は日光にあてる、冬ならコタツの中に入れるなどして温めてみてください。
自然に柔らかくするおばあちゃんの知恵です。
固まった砂糖は霧吹きやキッチンペーパーでもさらさらに戻せる
砂糖が固まるのは砂糖から水分が抜けてしまうことが原因ですので、食パンを入れる以外にも、固まった砂糖をさらさらにする方法があります。
固まった砂糖をさらさらに戻す方法①霧吹きを使う
固まった砂糖に霧吹きなどで水を一噴きし、蓋をして3~4時間放置します。
固まった砂糖をさらさらに戻す方法②キッチンペーパーを使う
軽く濡らしたキッチンペーパーを容器のふたの裏に張り付け、そのまま蓋をして5~6時間放置します。
固まった砂糖をさらさらに戻す方法(番外編)黒砂糖が固まったらりんごを一切れ
黒砂糖がかたまったときは、皮をむいたりんごを一切れ入れ、ふたをして1~2日置いておくという方法もあります。これは九州地方のおばあちゃんの知恵だそうですよ。
固まらない容器に入れて砂糖をずっとさらさらにキープ
なんとそもそも砂糖を固まらせないようにしてくれる容器なんて便利なものも世の中にはあるんです。
イシガキ産業 シュガー&ソルトセット 300ml
内側に釉薬を塗ることで、適度な保湿効果があり、砂糖が固まらないように保ってくれるシュガーポットです。
セットになったソルト用のポットは、素焼きの特性を活かし、湿気を逃がすことで、塩が固まるのを防ぎます。
なんだかかわいいビジュアルも魅力です。
ドライキャニスターペアー小さじ付き シュガー&ソルト
陶器製のキャニスターです。
多孔質の赤土を使って作られており、外側に釉薬を塗ることで調湿効果を発揮し、塩も砂糖もさらさらに保ってくれます。
さらにふたはシリコンのパッキン付きで、しっかり締められます。
マグカップのように取っ手がついているのも、取り出しやすく、使いやすいポイントですね。
砂糖がガチガチに固まって困っているという方は、ぜひ試してみてください。