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じゃがいもに黒い点があっても食べられる!原因や危険な場合を解説

じゃがいもといえば芽に毒があって危険!という印象が強く

なんとなく気を付けて食べた方がよい野菜なのかな…と思う人もいるかもしれません。

特に黒い何かが付いている場合、

黒という色のイメージもあってか大丈夫なの?!とますます心配になることもあるでしょう。

ですが、じゃがいもに黒い何かが付いていたり、黒くなったりしていても食べられることが多いです。

もちろん、食べてはいけないこともあるので、

どんな場合なら大丈夫で、どんな状態ならアウトなのか、きちんと知っておきましょう。

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皮に黒い点のあるじゃがいもは食べられる

じゃがいもの皮に黒い点がある場合、原因は皮目肥大かそうか病とよばれる症状であることがほとんどです。

特に家庭栽培している場合によくある症状で、どちらも場合も食べられます。

じゃがいも、黒い

じゃがいもの黒い点の原因①皮目肥大

じゃがいもの皮に、ぽつぽつと黒い点が見られる場合、

皮目肥大と呼ばれる状態であることが多いでしょう。

土壌の水分が多すぎると起こる症状だそうで、

皮に呼吸のために付いている皮目と呼ばれる小さな穴が肥大しコルク化してしまった状態です。

有毒成分が発生したりするわけではなく、単に皮目がコルク化しただけなので、

食べても問題ありません。

じゃがいもの黒い点の原因②そうか病

そうか病は皮目肥大と症状が似ているため、じゃがいもの栽培に詳しくない人には見分けがつかないかもしれません。

細菌が原因で起こり、表面が盛り上がってぶつぶつしています。

皮を厚くむけば、中身は問題なく食べられるので

あやしいな~と思うじゃがいもがあれば、皮ごと調理しないようにすればOKです。

そうか病にかかったじゃがいもが市場に出回っていることはほとんどなく

私たちが目にするとしたら、家庭栽培をしている場合くらいでしょう。

じゃがいもをゆでたら黒い斑点が出た場合も大丈夫

ジャガイモ、黒い

ゆでる前はきれいだったのに、ゆでると黒い斑点が出てくることもありますね。

これはジャガイモに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールの一種と

水に含まれる鉄イオンが反応して見られる現象です。

体にとって有害な成分ではありませんので、食べても問題ありません。

水に含まれる鉄イオンが多いほど、より激しく変色するようです。

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中が黒いじゃがいもは食べても大丈夫だが取り除く

じゃがいもを切ったときに中が黒い場合は、意外なことに食べても大丈夫です。

しかし、おいしくないので取り除いてから調理した方がよいでしょう。

じゃがいも、黒い

中が黒くて空洞になっている場合

じゃがいもを半分にカットしたときに

中が黒く、しかも空洞になった部分がある場合は、黒色心腐れ病という病気の可能性があります。

酸素不足が原因で起こり、じゃがいもに含まれるチロシンという成分がメラニンに変化するために黒く変色しています。

食べても体に害があるわけではありませんが

食感も味もよくないので、取り除いてから調理した方がよいでしょう。

皮をむいたら黒い点があった場合

じゃがいもの皮をむいたときに、黒い点があったり筋状に黒く変色した部分がある場合は

褐色心腐れ病かもしれません。

これは高温や乾燥したところで保管していたことが原因で

じゃがいもに細菌が入りこんでしまうことで起こります。

食べても体にとって悪いものではありませんが、おいしくないので、

変色した部分は取り除いた上で調理した方がよいでしょう。

冷蔵庫に入れて黒くなったじゃがいもも食べられる

じゃがいも、黒い

じゃがいもを冷蔵庫に入れて保存するなら、水につけて保存するのが正解。

水につけずにそのまま保存してしまうと黒くなってしまいます。

これは、黒色心腐れ病の場合と同じ原因で

じゃがいもに含まれるチロシンが酸化してメラニンになってしまうことで変色してしまうもの。

メラニンは体にとって毒性のある成分ではないため、食べられますが

見た目が悪いうえ、おいしくもないでしょう。

じゃがいもを下ごしらえをしておいておきたい場合の保存方法は下記の記事で紹介しています。

こちらもぜひご覧ください。

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食べてはいけないじゃがいもとは

黒い部分のあるじゃがいもは、味や見た目の問題から取り除いた方がよいとはいえ

以外にも体に有害なことはありません。

では、食べてはいけない危険なじゃがいもとはどのような状態のものをいうのでしょうか。

腐っている場合

じゃがいも、黒い

腐ったじゃがいもはもちろん食べてはいけません。

腐っているかどうかは、見た目・臭い・触感から判別できます。

まず、皮にカビが生えている場合はアウトです。

見た目に問題がなくても、カットしてみると茶色や黒の汁が出てくる場合も食べない方がよい状態でしょう。

また、切ったときに中が全体的に真っ黒な場合は、黒色心腐れ病が進んでしまった状態かもしれません。

部分的に黒い場合は、取り除けば食べられる病気ですが、全体が黒いならさすがに食べるのは難しいでしょう。

また、臭いをかいでみて、酸っぱい臭いや異臭がする場合も腐っています。

さらに、触ってみて、ぶよぶよ柔らかすぎる場合も注意した方がよい状態といえるでしょう。

柔らかいじゃがいもの見分け方については、下記の記事で詳しく解説しています。

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皮だけでなく中まで緑色の場合

じゃがいもの皮が緑になった場合は、厚めに皮をむけば食べられますが

中身まで緑色に変色してしまった場合は、危険です。

ソラニンやチャコニンという有毒成分が含まれているため、食べるのはやめましょう。

じゃがいもが緑色に変色する場合については、下記の記事で詳しく紹介しています。

心配な場合は、こちらもあわせてご覧ください。

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