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【大阪弁講座】「ぴーぴー」とはお腹を壊すこと!使用例付きで解説

「ぴーぴー」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?

鳥の鳴き声?

笛の音?

大阪では、そういった擬音語以外の使い方もいたします。

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大阪弁「ぴーぴー」の意味

大阪弁「ぴーぴー」には、二つの意味があります。

大阪弁「ぴーぴー」の意味①体調不良。特に腹下し。

大阪で「ぴーぴーやねん」とは、体調不良でおなかを壊していることを言います。

イントネーションは↓↓。

鳥の鳴き声のように↑↑とはなりません。

人によっては「ぴっぴちゃん」とも。

基本的に子供が使う言葉でもありますが、大人になっても親しい間柄では使います。

大阪弁「ぴーぴー」の意味②貧乏

こちらは大阪弁に限らず、全国的に使われている意味ですね。

大阪でも貧乏の意味で「ぴーぴーやねん」ということもあります。

どちらの意味で使っているかは文脈から判断。

どうしてもわからなければ、話し手にどちらの意味か聞いてみましょう。

大阪弁「ぴーぴー」の使用例

大阪弁「ぴーぴー」の使用例①お腹を壊しているとき

友人など親しい人同士の会話で。

A「今日肉はやめとくわ」

B「どないしたん?」

A「ちょっとぴーぴーやねん」

B「拾い食いでもしたん?」

A「なんでやねん」

大阪弁「ぴーぴー」の使用例②金欠のとき

A「焼肉行こうや」

B「来月にしてくれん?今月ぴーぴーやねん」

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大阪人的考察

腹下しという意味の「ぴーぴー」が大阪弁であることを、私は今回初めて知りました。

このブログを書くのに参考にしている大阪ことば辞典にも載っていなかったことから推察するに、

おそらく幼児語とされているのでしょうね。

でも、先述のとおり、大人になってからでも使う人は少なくないです。

だって「下痢」っていうより「ぴーぴー」って言う方が、直接的でなくて、いいじゃないですか。

そんな奥ゆかしいところも、我々大阪人は持ち合わせておるのです。

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