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水溶き片栗粉のコツ|ダマにならずトロミのつく簡単時短な裏技を紹介

たまに無性に食べたくなるとろみのついたお料理。でも水溶き片栗粉って何気に難易度高めですよね。

ダマになって失敗したときの悲しさ…最後のこの工程で失敗したときのやりきれなさよ…

そんな失敗をしないために、すばらしいおばあちゃんの知恵があるのです!それもとっても簡単!どこのご家庭にでもあるお砂糖でできますよ。

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水溶き片栗粉のコツは砂糖をひとつまみ

ダマになりにくい水溶き片栗粉の作り方は超簡単!いつもの水溶き片栗粉に砂糖をひとつまみ入れればよいだけです!

水溶き片栗粉、コツ

まずは水溶き片栗粉を作って、

水溶き片栗粉、コツ

砂糖をひとつまみ入れる。以上です。

そもそもダマになってしまう原因の一つは片栗粉がちゃんと水に溶けていないことです。

後で慌てないようにと先に水溶き片栗粉を作っておくと、いざ入れるタイミングになると、片栗粉が底に沈殿していて、混ぜなおそうとしても意外に固まっていて混ざりにくいんですよね。

でも、砂糖を入れると、その片栗粉の固りがないんです。

水溶き片栗粉、コツ

こちらが5分経過の図。水と片栗粉が分離はしていますが、片栗粉は固まっていないことがお分かりいただけますでしょうか?

このあと、もう一度菜箸で混ぜるとあっという間にきれいに片栗粉は水に溶け、鍋に入れるときも、しゃーっとなめらかに入れることができましたよ。

本来、片栗粉がダマにならないようにするために、料理の工程の最初に水溶き片栗粉を作って時間を置くことで、片栗粉のでんぷん粒子に水をしっかり行きわたらせる必要があります。

しかし、砂糖を入れると時間を置かなくても片栗粉が水になじむので、手早く準備したいときにとっても便利で、しかも失敗の確立が下がります。

水溶き片栗粉のコツ:砂糖をひとつまみの「ひとつまみ」とは

水溶き片栗粉、コツ、ひとつまみ

「ひとつまみ」と書きましたが、具体的にどれくらいでしたっけ?

ひとつまみとは親指・人差し指・中指の3本でつまんだくらいの量で、小さじ2分の1程度の量のことです。

似たようなところで「少々」という分量がありますが、こちらは親指・人差し指の2本で軽くつまんだ量のことで小さじ4分の1程度の量のことです。

砂糖を入れようと思ったら固まってる!そんなときも家にあるもので簡単に解消できます!下記の記事で詳しく解説しています。ぜひご参照ください。

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他にもある!水溶き片栗粉にとろみをつけるコツ

砂糖を入れる他にも水溶き片栗粉で上手にとろみをつけるコツがあります。しっかりマスターして上手なとろみの付け方をマスターしましょう!

水溶き片栗粉、コツ

水溶き片栗粉のとろみをつけるコツ ①水と片栗粉の割合は2:1

水と片栗粉の割合は、プロは1:1でやるそうですが、我々素人は2:1で作った方がより失敗の確率は下がります。

水の割合が多くなる分、お料理にとろみがつくのに時間はかかりますが、水が多い分片栗粉は溶けやすいので、慣れない人は2:1の割合にするのがおすすめです。

水溶き片栗粉で上手にとろみをつけるコツ②火を止めてから入れる

煮えたところに水溶き片栗粉を投入するとダマになりやすくなります。慣れないうちは火を止めてから入れた方が安心です。

水溶き片栗粉で上手にとろみをつけるコツ③かきまぜながら少しずつ入れる

いきなりどばっと入れたらダマになりやすいので、かきまぜながら少しずつ少しずつ入れましょう。

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水溶き片栗粉でとろみがつく理由とは

しかし、そもそも、水溶き片栗粉を加えるととろみがつくのはなぜなのでしょう?

それは、でんぷんの糊化によるものなんです。

片栗粉は、「カタクリ」という植物の地下茎のでんぷんを粉にしたものです。

しかし、カタクリからだと少量しか採取できないため、市販の片栗粉はジャガイモ(馬鈴薯)のでんぷんが使用されていることが多いのですが、

とにかく片栗粉はでんぷんです。

そして、でんぷんに水を加えて、60℃以上に加熱すると、糊化が起こり、粘り気が出てくるようになるのです。これがとろみです。

この原理については、下記の記事で詳しく紹介していますので、ご興味ある方はぜひご参照ください。

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