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砂抜き中のあさりが開かない!それでも大丈夫な理由と砂抜き法を解説

調理すると、出汁が出て美味しいあさり。しかし、砂が入っていたときの悲しさといったらありません。

だからこそ、砂抜きはしっかりしたい!

だけど、砂抜き中のあさりの様子を見てると開いてない!

これって砂抜きできてないんじゃないの?死んでるの??

大丈夫です。開かないように見えても、そう見えるだけ。

この記事では、砂抜き中のあさりの様子や砂抜きできた見分ける方法、さらには砂抜き方法を紹介します。

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砂抜き中のあさりが開かない!それでも大丈夫な理由

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あさりが開くといっても、ぱっかーんと全開になることはありません。

下の写真のように半開きの状態くらいまでしかならないのです。

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だからといって、生きているあさりは、ずっとこのように半開きの状態を続けるわけでもありません。

砂抜き前から、砂抜き中もずっと半開き状態だったり、水管が出たままのあさりは、死んでいる可能性があります。

なので、砂抜きの途中で確認して、開いてなくても大丈夫です。

あさりが開いてなくても砂抜きができたか見分けるには

あさりの口が開いてなくても大丈夫といわれても、本当に砂抜きできたかどうか気になりますよね。

ちゃんとできたか確かめる方法はないものでしょうか。

あさりが砂抜きできたかは砂が出ているかを確認

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砂抜きができたかどうかは、砂抜き後に砂やごみが出ているかどうかで確認するしかありません。

一定時間放っておいて、砂抜きが完了するまで確認する術はないのです。

なので、砂抜きが終わるのを気楽に待ちましょう。

気になってしょっちゅう確認してしまうと、頻繁に光が当たることで、あさりのストレスになり

逆に砂抜きがちゃんとできない可能性もあります。

お店で買った砂抜き済みのものは砂が出ないことも

スーパーなどでは、「砂抜き済み」と書かれたあさりが売っていることもありますよね。

これらの場合、お店で一度砂抜き処理をしてくれているので、

そのまま調理してもかまいません。

それでも気になる場合は、もちろん自分でもう一度砂抜きしてもOKですが、

その場合は、ほとんど砂を吐き出さないでしょう。

砂抜きをしても、砂やごみを吐いた形跡がないので、本当に砂抜きができたのか不安に思うかもしれませんが

大丈夫ですので、安心して調理してください。

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あさりの砂抜き方法

ではあさりの砂抜きはどのように行うとよいのでしょうか。

基本を確認しておきましょう。

基本のあさりの砂抜き方法

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あさりの基本の砂抜き方法は、

まず、20度くらいの水温の水を使って

塩分濃度が3.5%くらいになるよう塩を入れて塩水を準備します

そして、あさりをボウルやバットに、できるだけ重ならないように入れ、

塩水につけます。

その際、上に新聞紙をかぶせるなどして、暗い環境にします。

そのまま2~3時間以上放置しておけば、砂抜きできるはずです。

砂抜きが済んだら、あさりの殻をこすり合わせるようにして、しっかり洗い、

調理しましょう。

時短であさりの塩抜きをしたいならお湯を使う

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さらに、時短であさりの塩抜きをしたい場合は、

50度くらいのお湯につけておけば、15~20分くらいで砂抜きができます

包丁や釘を入れて置いても砂抜きできる?!

鉄製の包丁や釘を入れて砂抜きをすると

鉄分が溶け出すことで、より海水の成分に近づくため

砂抜きできるといわれています。

私も、何度かこの方法を試しており、確かに砂抜きできるのですが、

科学的根拠はないともいわれています。

詳しくは、下記の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

【おばあちゃんの知恵】あさりの砂抜きには包丁を入れるといい!

あさりの砂抜きを失敗する原因

砂抜きしたはずなのに、できてなかった!そんなときは何が原因なのでしょうか。

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水温が問題だった

あさりの砂抜きの際には、水温が大切です。

できるだけ水温を20度くらいに近づけるようにしましょう。

特に夏は、25度以上にもなり、あさりが弱って砂をはかない原因になります。

水道水を一度冷蔵庫で冷やしてから、砂抜きに用いた方がよいです。

塩分濃度が問題だった

塩分濃度もできるだけ、3.5%を守りましょう。

塩分が薄すぎても、濃すぎても、あさりが活発に活動できず、砂をはいてくれません。

面倒でも、きちんと軽量して塩水を作った方がよいです。

もちろん、真水ではできません。

知らずに真水にあさりを浸けてしまったときの対処法については、下記の記事で紹介しています。

やってしまった!という方は、ぜひご覧ください。

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頻繁にのぞきすぎた

砂抜きができているか気になって、何度ものぞいてしまうのはNGです。

頻繁に光があたることで、あさりがリラックスできず、砂をはいてくれません。

適当な水温、正しい塩分濃度の塩水で砂抜きを始めたら、

後は、数時間そっとしておきましょう。

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死んだあさりの見分け方

死んだあさりを食べると、食中毒になる危険性もあるので、食べてはいけません。

では、死んだあさりはどのように見分ければよいのでしょうか。

状況別に紹介します。

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砂抜き時|口が全開のあさりは死んでいる

砂抜きのとき、口が開かないあさりよりも、全開のあさりの方がダメなあさりです。

既に死んでしまっているので、取り除いて砂抜きをするようにしましょう。

こすり洗いして口が開くなら死んでいる

砂抜き後、あさり同士をこすり合わせて洗ったときに

簡単に口が開くようなら、そのあさりは死んでいる可能性が高いです。

貝が殻を閉じて置くためには、貝柱という筋肉を使う必要があります。

簡単に口が開くということは、貝柱が機能していないということ。

死んでしまっていると判断できるのです。

調理時|熱しても口が開かないあさりは死んでいる

砂抜きが終わり、再び光にさらされたり、こすり洗いをされたりすると

ほとんどのあさりは、口を固く閉じるはずです。

その後、加熱調理をすると、口を全開にするものですが、

元々死んでいたあさりは、口を開きません。

食べられませんので、取り除いておくようにしておきましょう。

 

あさりが死んだかどうかの見分け方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

こちらも併せてご覧ください。

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