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大葉を冷凍すると減少する栄養はペリルアルデヒド|保存方法も紹介

大葉は大変栄養豊富な野菜です。

大量に売られていることもありますが、一度に消費できる量が限られることもあり、冷凍しておきたいという人もいるのではないでしょうか。

冷凍しておくと約3カ月も保存できるので便利ですが、気になるのは豊富な栄養は失われないのかというところ。

しかし大葉に含まれる栄養は、ペリルアルデヒドを除き、冷凍しても減少しません。

この記事では、大葉を冷凍すると、含まれる栄養はどうなるのかということや冷凍保存の方法をご紹介します。

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大葉に含まれる栄養とは

まずは大葉に含まれる栄養にはどんなものがあるのか確認しておきましょう。

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βカロチン

βカロチンは緑黄色野菜に多く含まれる栄養の一つです。

体内でビタミンAに変換され、目のはたらきをよくしたり、皮膚や粘膜の形成に関わったりするといわれています。

また、抗酸化作用が強い栄養でもあります。

ビタミンB群

ビタミンBには多くの種類がありますが、すべてのビタミンBをまとめて『ビタミンB群』と呼びます。

主な働きとしては、口内炎や肌荒れの改善、造血作用などがあります。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成に深く関わる栄養成分です。

不足すると血管がもろくなったり、貧血を起こしやすくなったりすることがあります。

他にも日焼けを防いだり、ストレスや風邪の予防にも効果的です。

ビタミンE

ビタミンEも抗酸化作用が強く、老化の防止やアンチエイジングに効果があるといわれている栄養成分です。

他にも血管を健康に保ったり、新陳代謝を促進したりします。

ビタミンK

カルシウムと一緒に摂取することで、骨を強くする助けになるといわれる栄養成分です。

他に出血したときに、血液の凝固作用を助けたり、動脈の石灰化を抑制するともいわれています。

食物繊維

食物繊維には水に溶ける水溶性と、水に溶けない不溶性の二種類があるといわれていますが、

大葉に含まれる食物繊維は不溶性の食物繊維です。

腸内環境の改善や食べすぎ防止に役立ちます。

ペリルアルデヒド

大葉の香り成分です。

抗菌・防腐作用があり、生ものに添えておくことで食べ物が傷むのを防いでくれます。

大葉を冷凍すると栄養はどうなる?

では大葉を冷凍すると、これらの豊富な栄養はどうなるのでしょうか。

気になるところですが、意外に冷凍による影響は少ないようです。

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大葉を冷凍するとペリルアルデヒドは減少

大葉を冷凍することで減少してしまう栄養成分は、ペリルアルデヒドです。

ペリルアルデヒドは揮発性のある物質であるため、冷凍の影響というよりは、時間が経過することによる影響といえるでしょう。

大葉を冷凍してもビタミン類は問題ない

一方、豊富に含まれるビタミン類については、あまり影響はないようです。

実は、一般的に冷凍庫の温度として設定されている、-18℃以下の環境では、ほとんどの菌や微生物の活動は停止し

栄養価を落とす酵素の働きも止まります。

そのため、ビタミン類が減少する心配もないのです。

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大葉の冷凍保存方法と保存期間

大葉の冷凍保存方法にはどのようなやり方があるのでしょうか。

正しい保存方法や保存期間についても知っておきましょう。

切った状態で冷凍保存

刻んだ状態で冷凍保存しておけば、使いたいときに、凍ったまますぐに使えて便利です。

保存方法は、ざく切りや粗みじん切りにして、冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫へ入れるだけ。

冷凍焼けを防ぐため、水分はしっかり切っておきましょう。

パスタやサラダにすぐに使えるので、とても便利です。

1枚ずつそのまま冷凍保存

1枚ずつそのままの形で冷凍保存することもできます。

この場合も、水分をしっかり切っておくことがポイントです。

キッチンペーパーでしっかり水分を除いたら、あとは冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫にいれておけばOKです。

冷凍すれば約3カ月も保存可能!

冷凍した場合の保存期間は、何と1~3カ月!かなり持ちます。

店先で大葉が使いきれないほど大量に売られているときでも、冷凍できることを知っていれば安心して買えますね。

ちなみに、冷蔵の場合は正しい方法で保存すれば約2~3週間持ちます。

冷蔵方法については下記の記事で紹介していますので、こちらも併せてご参照ください。

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長期保存ならドライ大葉にする方法も◎

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冷凍以外の長期保存の方法としては、ドライ保存する方法があります。

ドライ大葉は、自然乾燥させるか

キッチンペーパーを敷いた耐熱皿にのせて、電子レンジで3分ほど加熱すれば簡単にできます。

袋に入れて、細かく砕いておけば完成です。

冷凍する方法もドライ大葉にする方法もどちらも簡単なので、長期保存したい場合はお好みの方法を選ぶとよいですよ。

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