野菜は、その種類によって保存方法はさまざま。
冷蔵室での保存が向くもの、常温保存が向くものなど色々ありますが、
ブロッコリーは常温保存に向かない野菜です。
正しい保存の仕方を知って、少しでも鮮度の良い状態を保ち、おいしく消費しましょう。
ブロッコリーの常温保存はNG!チルドがベスト
ブロッコリーは常温保存に向きません。
冷蔵室かできればチルド室に保存するのがベストな野菜です。
ブロッコリーは常温保存できない
ブロッコリーを常温保存しておくのはNGです。
常温でおいていると、劣化するのが早く1日しか持ちません。
朝買ってきて、夕方に使うなら、常温でもいいかな。と考える人もいるかもしれませんが、
それもおすすめできません。
たとえ買ってきたその日のうちに使うのであっても、冷蔵庫に入れておく方がよいでしょう。
ブロッコリーは、劣化が進むと、苦味が増したり、独特の変な臭いがしたりすることがあるため
おいしく食べるためには、新鮮な状態で保存することが非常に大切なのです。
ブロッコリーの苦味や臭いについては、下記の記事で紹介していますので
気になる方は是非ご参照ください。
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ポリ袋をかぶせてチルドに保存がベスト
では、どのように保存するのが正解かというと
ラップに包むか、ポリ袋をかぶせるかして、チルドルームに入れる方法です。
野菜室でも構いませんが、より温度の低いチルドルームの方が、鮮度を保ちやすいでしょう。
この方法で保存しておけば3~5日程度もちます。
冷凍保存も可能
買ってきたものの、しばらく使う予定がないなら、冷凍保存をしておくとよいでしょう。
ブロッコリーの冷凍保存は、生の状態でもゆでた状態でも可能です。
生のまま保存するなら、
小房に分けて、水分を拭き取った上で、ラップに包み、さらに保存袋に入れておきましょう。
ゆでてから保存する場合は、茹で具合は、いつもより少し硬めにしておくこと。
生のまま冷凍保存する場合も、ゆでてから冷凍保存する場合も、保存期間の目安は2週間です。
どうしても常温保存したいなら
大量にブロッコリーをもらって、冷蔵庫に入りきらない!など、常温保存せざるを得ない場合は
ブロッコリーを水に浸けておく方法があります。
やり方は簡単。
シリコン製の保存袋など、ブロッコリーを立てて入れておける容器を用意したら
ブロッコリーの茎部分が3~5cmほどつかるだけの水を入れ
根元を1cm程度切り落とした、ブロッコリーをつけておくだけ。
花瓶にお花を生けておく容量ですね。
この方法だと、常温でも2~3日、新鮮な状態で保てるそうです。
楽天が運営する楽天レシピ。ユーザーさんが投稿した「農家さん直伝*ブロッコリーの鮮度を保つ保存方法」のレシピ・作り方ページ…
うっかり常温で放置した!腐ってないか判別するには
買ってきたブロッコリーを、冷蔵庫にしまうのを忘れて、長時間常温で放置してしまった!
うっかりすることは誰にでもありますよね。
心配なのは、ブロッコリーが腐っていないか?食べられるのか?ということでしょう。
ブロッコリーが腐っているかどうかは、見た目と臭いでわかるはずです。
見た目をチェック
ブロッコリーが腐っていると、茶色く変色し、
さらにズルッと溶けたり、ぬめりのある部分があったりするはずです。
カビが生えていることもあります。
こちらの記事でも詳しく紹介していますので、怪しいな…と思ったときに、さらにご覧ください。
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臭いをチェック
ブロッコリーが腐っていれば、酸っぱい臭いなどの腐敗臭がするはずです。
雑巾臭い、薬品臭い、漬物臭い、石油臭いなどと感じる場合は、大丈夫です。
変な臭いがしますが、ブロッコリーに含まれるイソチオシアネートという成分が分解されることで生成された物質の臭いなので
腐っているわけではありません。
しかし、鮮度は落ちている可能性は高いので、早めに消費した方がよいでしょう。
これらの臭いについては、先ほども紹介した、下記記事にて解説しています。
ブロッコリーって、何といいますか、独特の臭いのするものですよね。 私は、食べられないほど臭い!とまでは思ったことはありませんが、 中には、雑巾臭かったり、薬っぽい臭いがしたりして、食べても大丈夫か戸惑ったことのある人もいるようで[…]
保存しているうちに変色したブロッコリーは大丈夫か
見た目や臭いが、腐っているブロッコリーの特徴に当てはまらなかったとしても、
色が変わっていると、心配になりますよね。
しかし、ブロッコリーは茶色になっていなければ、大丈夫であることが多いです。
黒っぽい紫に変色した場合
ブロッコリーが黒っぽい紫色に変色した場合は、食べても問題ありません。
これは、ブロッコリーに含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニンが原因で起こる現象なので
むしろ栄養が豊富である証拠です。
安心して食べましょう。
黄色に変色した場合
黄色に変色した場合は、ブロッコリーの花が咲きかけている状態です。
食べても問題ありませんが、味も栄養も落ちてしまっているでしょう。
できるだけ早めに消費してしまうのがおすすめです。
茶色に変色した場合
茶色に変色している場合は、注意が必要です。
ブロッコリーが茶色にまでなるということは、かなり鮮度が落ちてしまっている状態。
もしかすると腐っている可能性もあります。その場合は、廃棄しましょう。
見た目や臭いが問題なく、茶色い部分も一部分だけなら、
茶色くなった部分だけを取り除けば食べられます。
ブロッコリーの変色については、下記の記事で詳しく紹介していますので、
ここで紹介した以外に気になる変化がある場合は、こちらもご参照ください。
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